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朝の光(聖書の言葉)

マルコの福音書 他 解説 2023.11.27

マルコの福音書 他

2023.11.27




キリスト,僕の身分になる


(ピリピ2:6,7)

「キリストは,
神の身分でありながら,
神と等しい者であることに
固執しようとは思わず,
かえって自分を無にして,
僕の身分になり,
人間と同じ者になられました。」


キリストは,

人間と同じ者になりました。


後にパウロは,

イエスの誕生について説明をしました。


イエス・キリストは神でありましたが,

人となってこの世に来られました。


イエス・キリストは,

十字架の死を含めて,

父なる神に従順でした。

そして,罪のない生涯でした。


ですから,神はこのイエスを復活させ,

天国に引き上げられました。


いま,わたしたちは

「イエス・キリストは主である」

(ピリピ2:11)と

公に宣言することができるのです。


神の計画と愛は,

人には

計(はか)ることの出来ないことです。


驚くべき神の業,神の愛です。


☆彡


(ピリピ2:6-11)

「キリストは,
神の身分でありながら,
神と等しい者であることに
固執しようとは思わず,
かえって自分を無にして,
僕の身分になり,
人間と同じ者になられました。
人間の姿で現れ,
へりくだって,
死に至るまで,
それも
十字架の死に至るまで従順でした。
このため,
神はキリストを高く上げ,
あらゆる名にまさる名を
お与えになりました。
こうして,
天上のもの,地上のもの,
地下のものがすべて,
イエスの御名にひざまずき,
すべての舌が,
『イエス・キリストは主である』
と公に宣べて,
父である神をたたえるのです。」






ガリラヤで伝道を始める


(マルコ1:14,15)

「ヨハネが捕らえられた後,
イエスはガリラヤへ行き,
神の福音を宣べ伝えて,
『時は満ち,
神の国は近づいた。
悔い改めて福音を信じなさい』
と言われた。」


「神の国は近づいた」とは,

イエス・キリストが

来られたことによります。


神の国は,イエス・キリストを

信じることによってきます。



「悔い改め」とは,

「方向転換」を意味しています。


神に背を向けていた人生から,

神を見上げる人生に

向きを変えることです。




恵みにより,信仰により

(エペソ2:8)

「事実,あなたがたは,
恵みにより,
信仰によって救われました。
このことは,
自らの力によるのではなく,
神の賜物です。」


恵みとは,

神がイエス・キリストを

この世に送り,


十字架につけわたしたちに

救いを示してくださいました。


わたしたちは,

このイエスを救うことによって

のみ救われます。




信仰によって義とされる


(ローマ5:1,2)

「このように,
わたしたちは信仰によって
義とされたのだから,
わたしたちの
主イエス・キリストによって
神との間に平和を得ており,
このキリストのお陰で,
今の恵みに
信仰によって導き入れられ,
神の栄光にあずかる
希望を誇りにしています。」


わたしたちは,イエス・キリストを

信じることによって,

神によって義とされます。


神の義は,

イエス・キリストからの恵みとして,

信じる者に与えられています。


私たちが良い行い

(義とする行い)を

することによっては,

義とはなれません。


わたしたちはイエス・キリストを

信じることによって,

罪は赦され,義とされ,

神との平和を持ち,

神の栄光にあずかる希望を

持つことが出来ます。

イエス・キリストを受け入れ,

信じることによって,


イエス・キリストからの

すべての恵みと,

イエス・キリスト御自身を

受けることが出来ます。





主の名を呼ぶ


(ローマ10:11-13)

「聖書にも,
『主を信じる者は,
だれも失望することがない』
と書いてあります。
ユダヤ人と
ギリシア人の区別はなく,
すべての人に同じ主がおられ,
御自分を呼び求めるすべての人を
豊かにお恵みになるからです。
『主の名を呼び求める者は
だれでも救われる』のです。」


わたしたちが,

イエス・キリストを呼び求めるなら,

救われます。



ヨハネの福音書では

言を受け入れる者が神の子,

すなわち救われた者になります。


言とは,受肉された神,

イエス・キリストです。




(ヨハネ1:12)

「言は,自分を受け入れた人,
その名を信じる人々には
神の子となる資格を与えた。」




イエスのいやし


(マルコ1:41,42)

「イエスが深く憐れんで,
手を差し伸べてその人に触れ,
『よろしい。清くなれ』
と言われると,
たちまち重い皮膚病は去り,
その人は清くなった。」


イエス・キリストの御業と

ことばのすべては,

深いあわれみによっています。


イエス・キリストは,

わたしたちの価値によらないで,

無条件に,

わたしたちを愛して下さっています。


イエスは,この憐みにより病をいやし,

悪霊を追い出しました。



☆彡


(マルコ1:35-42)

「朝早くまだ暗いうちに,
イエスは起きて,
人里離れた所へ出て行き,
そこで祈っておられた。
シモンとその仲間は
イエスの後を追い,
見つけると
『みんなが捜しています』
と言った。
イエスは言われた。
『近くのほかの町や村へ行こう。
そこでも,わたしは宣教する。
そのために
わたしは出て来たのである。』
そして,ガリラヤ中の会堂に行き,
宣教し,悪霊を追い出された。
さて,
重い皮膚病を患っている人が,
イエスのところに来て
ひざまずいて願い,
『御心ならば,
わたしを清くすることが
おできになります』
と言った。
イエスが深く憐れんで,
手を差し伸べてその人に触れ,
『よろしい。清くなれ』
と言われると,
たちまち重い皮膚病は去り,
その人は清くなった。」





恵みと信仰による 


(エペソ2:8,9)

「あなたがたの救われたのは,
実に,恵みにより,
信仰によるのである。
それは,
あなたがた自身から
出たものではなく,
神の賜物である。
決して行いによるのではない。
それは,
だれも誇ることが
ないためなのである。」


わたしたちは良いことをしたのでもなく,

清いからでもなく,

神の一方的な恵みと,

イエス・キリストへの信仰によって,

救われます。




イエスが十字架につけられたとき,

犯罪人の一人に

次のように言っています。



(ルカ23:42,43 口語訳)

「(犯罪人の一人が)言った,
『イエスよ,
あなたが御国の権威をもって
おいでになる時には,
わたしを思い出してください』。
イエスは言われた,
『よく言っておくが,
あなたはきょう,
わたしと一緒に
パラダイスにいるであろう』」。





十字架の言葉


(1コリント1:18)

「十字架の言葉は,
滅んでいく者にとっては
愚かなものですが,
わたしたち救われる者には
神の力です。」


わたしたちは,

イエス・キリストの十字架の業,

十字架の言葉によって救われるのです。


まさに,この百卒長は,

十字架の業によって救われました。




死者からの復活

(2テモテ2:8)

「イエス・キリストのことを
思い起こしなさい。
わたしの宣べ伝える福音によれば,
この方は,ダビデの子孫で,
死者の中から復活されたのです。」


パウロは,

イエス・キリストの復活を

宣べ伝えました。


パウロは次のようにも言っています。




最も大切なこと

(1コリント15:3-5)

「最も大切なこととして
わたしがあなたがたに伝えたのは,
わたしも受けたものです。
すなわち,キリストが,
聖書に書いてあるとおり
わたしたちの罪のために
死んだこと,
葬られたこと,
また,聖書に書いてあるとおり
三日目に復活したこと,
ケファに現れ,
その後十二人に現れたことです。」


パウロはコリントの信徒に,

イエスの十字架と復活が

「最も大切なこと」だといいます。


今のわたしたちにとっても,

同じように大切なことです。





復活の体


(1コリント15:44)

「自然の命の体が蒔かれて,
霊の体が復活するのです。
自然の命の体があるのですから,
霊の体もあるわけです。」


イエスは復活しました。

また,

私たちも天国に向かえられるとき,

わたしたちの体も復活します。


コリントの信徒は,

復活した体はどのようなものだろうと

疑問に思い,次のように言います。


(1コリント15:35)

「ある人はこう言うでしょう。
『死者は,
どのようにしてよみがえるのか。
どのようなからだで来るのか。』」


それにパウロが,

復活のからだは

「霊の体」だと答えます。


☆彡


(1コリント15:41-44)

「太陽の輝き,
月の輝き,星の輝きがあって,
それぞれ違いますし,
星と星との間の輝きにも
違いがあります。
死者の復活もこれと同じです。
蒔かれるときは朽ちるものでも,
朽ちないものに復活し,
蒔かれるときは卑しいものでも,
輝かしいものに復活し,
蒔かれるときには弱いものでも,
力強いものに復活するのです。
つまり,
自然の命の体が蒔かれて,
霊の体が復活するのです。
自然の命の体があるのですから,
霊の体もあるわけです。」


(1コリント15:52,53)

「最後のラッパが鳴るとともに,
たちまち,一瞬のうちにです。
ラッパが鳴ると,
死者は復活して朽ちない者とされ,
わたしたちは変えられます。
この朽ちるべきものが
朽ちないものを着,
この死ぬべきものが死なないものを
必ず着ることになります。」




♪ 「球根の中には」 

(讃美歌21 575)  

1.

球根の中には 花が秘められ,
さなぎの中から いのちはばたく。
寒い冬の中 春はめざめる。
その日,その時を ただ神が知る。




わたしたちの救い

(ローマ10:9) 

「口でイエスは主であると
公に言い表し,
心で神がイエスを死者の中から
復活させられたと信じるなら,
あなたは救われるからです。」


パウロの手紙の一節です。

わたしたちが

イエスは主であると公に言い表し,

イエスの復活を心で信じるなら

救われます。


この言葉は,今も変わらず,

信じる者の救いの確信となります。


この言葉を暗唱するなら,

思い起こすことによって,


わたしたちに

救いの確信が与えられます。




御霊に満たされなさい


(エペソ5:18)

「また,酒に酔ってはいけません。
そこには放蕩があるからです。
御霊に満たされなさい。」


使徒パウロの言葉です。

ペンテコステの日に,

人々が聖霊に満たされたように,

御霊(聖霊)に

満たされなさいといいます。




御子の霊


(ガラテヤ4:6)

「あなたがたが子であることは,
神が,『アッバ,父よ』と叫ぶ
御子の霊を,
わたしたちの心に送ってくださった
事実から分かります。」


御子の霊とは聖霊のことです。 

聖霊は,慰め主,助け主です。


そして,

聖霊はわたしたちの

心の内に宿って下さり,

神と深い交わりを

させてくださいます。


わたしたちが神を

「アッバ,父よ」(おとうさん)

と呼ぶことのできるのは,

この内なる聖霊のおかげです。


聖霊はわたしたちの内に宿り,

聖書の言葉を

信じるようにしてくださいます。





御霊の実


(ガラテヤ5:22)

「霊の結ぶ実は愛であり,
喜び,平和,寛容,親切,
善意,誠実,柔和,節制です。
これらを禁じる掟はありません。」


この聖霊は,

イエス・キリストと同じ方です。


わたしたちに

イエス・キリストの霊を

送って下さいます。


そして,わたしたちに御霊の実を

あたえてくださいます。






主が来られるとき


(1テサロニケ4:16,17)

「すなわち,
合図の号令がかかり,
大天使の声が聞こえて,
神のラッパが鳴り響くと,
主御自身が
天から降って来られます。
すると,
キリストに
結ばれて死んだ人たちが,
まず最初に復活し,
それから,
わたしたち生き残っている者が,
空中で主と出会うために,
彼らと一緒に
雲に包まれて引き上げられます。
このようにして,
わたしたちはいつまでも
主と共にいることになります。」


テサロニケの信徒は,

イエスを信じて亡くなった人のことを

思い嘆き悲しんでいました。


それに,パウロが答えました。


イエスが来られるとき,

キリストを信じ亡くなった人が

まず復活します。


そして,生き残っている者と一緒に,

空中で主に会います。


そして,

イエス・キリストを信じる者は,

永遠に主と共にいることになります。


パウロのこの言葉は,

再臨を待っている

わたしたちの慰めとなります。



☆彡


(1テサロニケ4:13-18)

「兄弟たち,
既に眠りについた
人たちについては,
希望を持たないほかの人々のように
嘆き悲しまないために,
ぜひ
次のことを知っておいてほしい。
イエスが死んで復活されたと,
わたしたちは信じています。
神は同じように,
イエスを信じて
眠りについた人たちをも,
イエスと一緒に
導き出してくださいます。
主の言葉に基づいて
次のことを伝えます。
主が来られる日まで
生き残るわたしたちが,
眠りについた人たちより
先になることは,
決してありません。
すなわち,
合図の号令がかかり,
大天使の声が聞こえて,
神のラッパが鳴り響くと,
主御自身が
天から降って来られます。
すると,
キリストに結ばれて
死んだ人たちが,
まず最初に復活し,
それから,
わたしたち生き残っている者が,
空中で主と出会うために,
彼らと一緒に雲に包まれて
引き上げられます。
このようにして,
わたしたちはいつまでも
主と共にいることになります。
ですから,
今述べた言葉によって
励まし合いなさい。」



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