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遥かなる山の息吹

人生の節目に始めた山登り。山行日記、日常の生活など徒然なるままに・・・・。

初めての避難小屋泊(雲取山) ①

2008年12月22日 | 2008山行記


或る日突然/トワ・エ・モア

作詞  山上路夫   作曲  村井邦彦 


或る日突然 二人黙るの あんなにおしゃべりしていたけれど

いつかそんな時が来ると 私にはわかっていたの

或る日じっと見つめ合うのよ 二人はたがいの瞳の奥を

そこに何があるか急に 知りたくてお互いを見る


                
ほのかに燈るローソクの灯り。シュラフに包まり、

FMラジオから流れる1960年代のフォークソングを聴きながら

夢の中へと落ちていきました。


 





日時:2008/12/16(火)~12/17(水) 初日 晴れ時々曇り 二日目 曇り時々雨(山頂 雪)

行先:秩父多摩国立公園 雲取山 標高2017.1M 七ツ石山 標高1757.3M

計画:12/16 AM05:50北戸田発→AM08:02奥多摩着

AM08:45奥多摩発→AM09:20鴨沢着

AM09:30鴨沢発→堂所→七ツ石山→雲取山避難小屋PM15:11着

12/17 AM06:40雲取山避難小屋→雲取山山頂→AM09:20鴨沢着

AM09:32鴨沢→奥多摩→もえぎの湯→北戸田





以前から気になっていた、「雲取山避難小屋」。

ツワモノの山ヤさん達と一緒だと、気おくれするし・・・。

12月の平日なら空いているかな・・・・・?。

でも、もし混んでたら・・・?と、テント泊装備で来ました。

何時ものように早めに着いて、パン&バナナの朝食をバス停で食べて



鴨沢のバス停に着いたら、車はバリバリに凍っていました。

バス停で降りたのは、単独の若い女性と年配の男性。

女性の親子連れ?の二人組み。




準備運動をして、AM09:31出発!。

 


AM09:59これから登山道に入ります。

 


登り始めて直ぐ、日陰には雪がありました。

 


堂所に着きました。ハーフマラソン以降、左足の調子が悪く、

今回も左足の土踏まずの上部の痛みが引かず、痛みがひどくなるようだったら引き返すつもりでした。



崩壊は止まっていた??。

 


「七ッ石山」の分岐です。

足の具合が気になっていたので、ゆっくり歩いたつもりでしたが、

前回(3月)とほぼ同じペースで着きました。


 


七ッ石小屋からは、休憩している人の声が聞こえていました。

そう言えば前回も七ッ石山に行こうと思っていたのですが、

何故か通り過ぎてしまい、まだ行ったことがありませんでした。

 


石尾根縦走路まで標高を上げてきました。

神社を通り過ぎて。



もう直ぐそこかな・・・??。    

    

    

 

「七ッ石山」 標高1757.3M  登頂 

体調は万全ではなかったけど、マラソン効果は絶大でした。

やはり脚(ヒザ)には負担がかかりますが、心肺機能的な負担はほとんどありませんでした。



頂上からの視界はかなり広く、南アルプスが遠望できました。

残念ながら霞んでいて、富士山は見えませんでした。





お昼(パン)を食べて、前方にちいさく見える赤い屋根を目指して出発です。

 


避難小屋は水場がありませんので、奥多摩小屋で水を補給(2.5L)。

水を補給したザックの重さは21Kg。

最後の登りに向けて、肩にくい込みます。





残念ながら天候は下り坂。12月の陽は短く、もう陰って来ました。

何時もながら、この小雲取山に向う登りがキツい。

そう言えば、テント泊装備で雲取山山頂を目指したのは初めてでした。





「雲取山」 標高2017.1M  登頂



おなじみの飛龍山。

曇っているせいか、すでにもう薄暗くなっていました。





避難小屋前から東側もガスに覆われて、風も強くなってきました。



鹿が群れで、雪の中からわずかに残る草を食んでいました。



避難小屋は着いた時は無人で、今晩は貸切?と思っていたら、

30分程遅れて、バス停で一緒に降りた年配の男性の方が到着しました。

初めての避難小屋ですが、中は綺麗で快適です。

収容人員は20名となっていますが、もう少しは泊まれそう?。



ひと段落して、本日の夕食は市販のちゃんこ鍋をベースに、

野菜と豚肉、最後にモチをトッピング。



新兵器?の焼き網登場!。これで一人焼肉も出来ます(^^ゞ。



モチ入りちゃんこ鍋♪。体が暖まります。

と、ここで親子連れ?の女性二人組みが到着。

辺りは暗くなり、風も強くガスって来ているので、

今日は先程の年配男性と2人と思っていただけにビックリ!。

小屋の中は既に暗く、明かり無しでは何処に何があるか分からない状況の中、

目を慣らしているのか?。ヘッデンも付けずに動作が緩慢です。

同宿ですので声をかけます。声から判断する(暗くて顔は分かりません)と、かなり若い方?。

写真撮影が趣味なのか、二人ともデジタル一眼を首からかけています。

「雲に夕陽が反射してピンク色になってて、物凄く綺麗でしたよ~♪」って言うので、

思わず、「もう少し早く行動された方がいいですよ!」と言うと、

「大丈夫です!。もう何度も来て知ってますから~!」。

自然界では、「美」と「危」は表裏一体。

危険なほど、妖しい美しさを秘めており、人はそれに引き寄せられます。

故に事故が多発する・・・・・。

そんな事を考えながら、食事を再開しました。
              



 


キャンドルライトを持ってきました



食後は暖かいシュラフに包まって、キャンドルの淡い灯火を眺めていました。

FMラジオから流れてくる青春時代の音楽は、心地良い酔いの中で

時代にタイムスリップし、当時を思い起こさせてくれました。

私はその中で、何時の間にか眠りの中に落ちて行きました。


「初めての避難小屋泊(雲取山)」 ② に続く・・・・・。





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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (( ̄^ ̄))
2008-12-23 02:06:15
山はすでに雪化粧ですね。
キャンドルライトがロマンチック(^^)♪
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( ̄^ ̄)さんへ (kamisama)
2008-12-23 22:03:35
コメントありがとう!。
避難小屋で一足早い、クリスマスをしてきました。
こんな事を出来るのも、避難小屋の良い所なんですね
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