
作詞 山上路夫 作曲 村井邦彦
或る日突然 二人黙るの あんなにおしゃべりしていたけれど
いつかそんな時が来ると 私にはわかっていたの
或る日じっと見つめ合うのよ 二人はたがいの瞳の奥を
そこに何があるか急に 知りたくてお互いを見る
ほのかに燈るローソクの灯り。シュラフに包まり、
FMラジオから流れる1960年代のフォークソングを聴きながら
夢の中へと落ちていきました。
記
日時:2008/12/16(火)~12/17(水) 初日 晴れ時々曇り 二日目 曇り時々雨(山頂 雪)
行先:秩父多摩国立公園 雲取山 標高2017.1M 七ツ石山 標高1757.3M
計画:12/16 AM05:50北戸田発→AM08:02奥多摩着
AM08:45奥多摩発→AM09:20鴨沢着
AM09:30鴨沢発→堂所→七ツ石山→雲取山避難小屋PM15:11着
12/17 AM06:40雲取山避難小屋→雲取山山頂→AM09:20鴨沢着
AM09:32鴨沢→奥多摩→もえぎの湯→北戸田

以前から気になっていた、「雲取山避難小屋」。
ツワモノの山ヤさん達と一緒だと、気おくれするし・・・。
12月の平日なら空いているかな・・・・・?。
でも、もし混んでたら・・・?と、テント泊装備で来ました。
何時ものように早めに着いて、パン&バナナの朝食をバス停で食べて

鴨沢のバス停に着いたら、車はバリバリに凍っていました。
バス停で降りたのは、単独の若い女性と年配の男性。
女性の親子連れ?の二人組み。

準備運動をして、AM09:31出発!。


AM09:59これから登山道に入ります。


登り始めて直ぐ、日陰には雪がありました。


堂所に着きました。ハーフマラソン以降、左足の調子が悪く、
今回も左足の土踏まずの上部の痛みが引かず、痛みがひどくなるようだったら引き返すつもりでした。

崩壊は止まっていた??。


「七ッ石山」の分岐です。
足の具合が気になっていたので、ゆっくり歩いたつもりでしたが、


七ッ石小屋からは、休憩している人の声が聞こえていました。
そう言えば前回も七ッ石山に行こうと思っていたのですが、
何故か通り過ぎてしまい、まだ行ったことがありませんでした。


石尾根縦走路まで標高を上げてきました。
神社を通り過ぎて。

もう直ぐそこかな・・・??。



「七ッ石山」 標高1757.3M 登頂
体調は万全ではなかったけど、マラソン効果は絶大でした。
やはり脚(ヒザ)には負担がかかりますが、心肺機能的な負担はほとんどありませんでした。

頂上からの視界はかなり広く、南アルプスが遠望できました。
残念ながら霞んでいて、富士山は見えませんでした。


お昼(パン)を食べて、前方にちいさく見える赤い屋根を目指して出発です。


避難小屋は水場がありませんので、奥多摩小屋で水を補給(2.5L)。
水を補給したザックの重さは21Kg。
最後の登りに向けて、肩にくい込みます。


残念ながら天候は下り坂。12月の陽は短く、もう陰って来ました。
何時もながら、この小雲取山に向う登りがキツい。
そう言えば、テント泊装備で雲取山山頂を目指したのは初めてでした。


「雲取山」 標高2017.1M 登頂

おなじみの飛龍山。
曇っているせいか、すでにもう薄暗くなっていました。


避難小屋前から東側もガスに覆われて、風も強くなってきました。

鹿が群れで、雪の中からわずかに残る草を食んでいました。

避難小屋は着いた時は無人で、今晩は貸切?と思っていたら、
30分程遅れて、バス停で一緒に降りた年配の男性の方が到着しました。
初めての避難小屋ですが、中は綺麗で快適です。
収容人員は20名となっていますが、もう少しは泊まれそう?。

ひと段落して、本日の夕食は市販のちゃんこ鍋をベースに、
野菜と豚肉、最後にモチをトッピング。

新兵器?の焼き網登場!。これで一人焼肉も出来ます(^^ゞ。

モチ入りちゃんこ鍋♪。体が暖まります。
と、ここで親子連れ?の女性二人組みが到着。
辺りは暗くなり、風も強くガスって来ているので、
今日は先程の年配男性と2人と思っていただけにビックリ!。
小屋の中は既に暗く、明かり無しでは何処に何があるか分からない状況の中、
目を慣らしているのか?。ヘッデンも付けずに動作が緩慢です。
同宿ですので声をかけます。声から判断する(暗くて顔は分かりません)と、かなり若い方?。
写真撮影が趣味なのか、二人ともデジタル一眼を首からかけています。
「雲に夕陽が反射してピンク色になってて、物凄く綺麗でしたよ~♪」って言うので、
思わず、「もう少し早く行動された方がいいですよ!」と言うと、
「大丈夫です!。もう何度も来て知ってますから~!」。
自然界では、「美」と「危」は表裏一体。
危険なほど、妖しい美しさを秘めており、人はそれに引き寄せられます。
故に事故が多発する・・・・・。
そんな事を考えながら、食事を再開しました。



キャンドルライトを持ってきました


食後は暖かいシュラフに包まって、キャンドルの淡い灯火を眺めていました。
FMラジオから流れてくる青春時代の音楽は、心地良い酔いの中で
時代にタイムスリップし、当時を思い起こさせてくれました。
私はその中で、何時の間にか眠りの中に落ちて行きました。
キャンドルライトがロマンチック(^^)♪
避難小屋で一足早い、クリスマス
こんな事を出来るのも、避難小屋の良い所なんですね