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里山の森で遊ぶ・学ぶ・そして作業をしませんか

(この画像は<前の森>、建物群がクラブの拠点、この右上方に<めぐみの森>が)

<爺は裏山へ芝刈りに>をこの春からやってます。
で、そのお仲間の募集です。
頭や心はコロナにかく乱されている部分はあるものの、
村里の田畑での人の動きや風景はなにも変わらずに
今年も春がめぐって来て、
田に水が張られ、植えられた早苗もぐんぐん育ち、今は雨季に。
そんな里よりさらに人気のない裏山にはコロナに翻弄される生き物は皆無です。
入るたび、タラの芽やワラビ・サンショ…などを頂いたり、
誰の手も借りずに咲く花々に出会えるという楽しさを
私や美津江に惜しみなくくれていて、
<自然があって人がある>…を実感させられます。
今朝も一歩踏み入ったら耳に飛び込んできたのは
ウグイスの張りのある声。
出迎えの声としては申し分ないです。
森の上の尾根あたりに私たちが密かに<〇〇見台>と呼んでいるツツジのたくさん咲く場所があって、そこからは上毛カルタで「すそ野は長し 赤城山」と読まれる赤城(富士山に次いで日本では2番目に裾野が長い)のなだらかな稜線越しに霊峰・富士が見えます(<〇〇見台>の答え…分かっちゃったですね?!、いつかここで野営したい)。
今は早春の可憐な花たちやヤマツツジの季節が終わり、この全面南向きの斜面には、
アヤメ、ノイバラ、ガマズミ、スイカズラ、マメガキ、エゴ、ミヤマイボタなどが咲き誇り、
キイチゴの実も食べ放題状態…です。
3年前にこの森には林業の専門家の手や重機が入って、
作業道も開けられ、更新を促すための伐採が行われたのですが、
その後の手入れは行われておらず、
陽光の好きな草木が旺盛に繁茂して本来の二次林(ナラ、クリなど)の
株立ちが阻害されているような状況です。
ま、放っておいても強い木々ではあるのですが。
長い間人との関係が続いてきた里山は、
燃し木(=薪)や炭を使わない、堆肥のための落葉かきもしない今の時代には
それに合った手入れが必要です。
さらに今、誰が考えてももう一つ見直しのできる価値がありますよね、大きなのが。
コロナでのとんでもない揺さぶりがあっての今は、
生命力のみなぎる雑木林(里山の森)にこそ古くて新しい価値を見いだせる時代が
来たのかなと思っています。
先日もトゲトゲのクマイチゴの覆われた在来種のマメガキの木を見つけたら花芽もついていました。「これって先人たちが柿渋を作った原料だよね、美津江は以前『柿渋屋さんが家の近くにあって通るたびにその匂いが…』と言ってたな。」そんな発見が森には毎日のようにあります。

この雑木の森は私より10歳ほど年上のご婦人(近隣の由緒あるお家の当主)からこの春お借りしました。
「子どもたちが、森に触れる場になる森として整備をさせてください。」に、良い返事をいただいたのです。我が家の窓からも山の家からも見えて3分で行ける森、<めぐみの森>と呼ばせてもらおうと思っています。
広さが1町歩以上あって、トゲトゲいっぱいの藪を見るにつけ、刈ろうとするにつけ途方に暮れるほどの広さがあります。
数年前までの3年間、この指とまれで集まってもらった<アサキの森のサポーターズ>の皆さんと渓畔の里山である<前の森>の植物調査をしました(255種確認)。楽しい調査だったこともあって<めぐみの森>の話をするとその時のメンバーから手も上がり、その皆さんを中心にしての新サポーターズは月1回、平日集まる組6・7名と、週末に集まる組6・7名とで、調査・観察と整備作業をとりあえずしていきたいと思います。興味のある方は是非連絡ください。(今年度は試行段階の関わりをし、正式には木や草が芽吹く来春からと思っています)

私は体が空く日ならいつでも入りますので一日だけの手伝いも可能です。いつでも声をおかけください(この会でのイベントも計画しますし、)。山の家のお客さんはいつもの朝の散歩でお連れしますね。
富士山を見に行くだけでも…素晴らしい場所です。

以上です。

NPO法人あるきんぐクラブ・ネイチャーセンター
 竹内 成光 (私がこの事業を担当します)
378-0105 群馬県利根郡川場村大字小田川18
携帯TEL 090-2545-4678
E-Mail morigasuki@gmail.com


これが<めぐみの森>の富士見台。 富士山も見えているのですが、画像では厳しいですね。うっすらと見えているかな?


我が家の富士子は、富士山の裾野で野犬化しているところを保護された保護犬です。山梨県の保護センターから引き取ってきました。


若者たちと道草刈りをしながら富士見台へ。 この辺りは春にはヤマツツジが美しいところです。
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