スペクトルマン 第４９話 「悲しき天才怪獣ノーマン」

ノーマン　登場

ボビーと同じ実験を受けた三吉青年。
脳の異常発達がボビーの怪獣化の原因ではと気づく。
となれば、次は自分が・・・。
ボビーの墓の前で三吉は不安に駆られる。

堂本博士に詰め寄る三吉。
三吉は堂本博士の頭脳に細工したことを見破る。
ゴリは堂本博士を消す。
三吉の頭脳は刻一刻と飛躍的に進歩していた。
三吉は自身の怪獣化を防ぐための研究を始めた。
そして怪獣化を防ぐ方法を見つけつつあった。
三吉は夜食に冷蔵庫の「生肉」で食べてしまう。
「ボビーと同じだ・・・」怪獣化の一歩が示されたのだ。
研究に没頭する三吉を激しい頭痛が襲う。
そしてついに三吉は怪獣化してしまう。

生きた人間の脳を狙って女性を襲う怪獣化した三吉。

翌日、自分の行為に恐懼を感じる三吉。
しかし、その夜。またしても三吉は・・・。
譲二は怪獣が三吉であることを見た。
三吉はレザーガンで撃ち殺してくれと頼む。
譲二は怪獣化阻止のための研究を勧める。

三吉は万一の時には譲二にフラッシュで殺してくれと。
そうしないとゲラニウム爆弾が爆発してしまう。
譲二がスペクトルマンだということは前からわかっていた。
そして、頭が悪かった時が懐かしいと振り返る三吉。

もう一息だというのに三吉にはできなかった。
そしてついに三吉は怪獣ノーマンになってしまった。

攻撃を加える怪獣Ｇメン。
譲二はスペクトルマンに変身。

ノーマンは「男と男の約束を」とスペクトルマンに嘆願。
その手にはゲラニウム爆弾が。
「人間として死なせてくれーっ!!」

ネヴュラスライス!!

スペクトルマンはノーマンを約束通り倒した。


三吉はボビーの隣に葬られた。
天才であることが必ずしも幸せではない。
三吉は「天才」の称号を手に入れてそのことに気づいた。
人間はそれぞれ違うからいいのだ。
違いがあるからこそ人間は幸せになれるのだから。