陽炎は助け出したものの黄金の仮面は奪われた。
白影は魚獲りの真っ最中。青影も上機嫌。
雷丸は飛騨から甲信に戻ることを考えていた。
やはり、ビジターよりホームの方が戦いやすい。
白影は魔風の下忍を発見し、ひっつかまえる。
下忍から猿彦の居場所を聞き出し案内させる。
猿彦は情報を手に駆け出す。
しかし、本物の猿彦は吊されていた。
さっきの猿彦は犬彦だったのだ。
今回は顔のイボを取っていた。取れるのか?
犬彦は魔風堂へ向かうという情報を流す。
あれ?臭いが違うんじゃないの?
青影さん、大丈夫?
赤影と白影は魔風堂へ向かった。
青影は陽炎と一緒にその場で待機。
その頃、本物の猿彦の見張りをしていた主水。
威張り散らす犬彦が面白くないとざばみでいたぶる。
猿彦に化けた犬彦はその煽りで苦しんでいた。
そこへ赤影と白影が合流。魔風堂へ接近する。
その頃、猿彦の臭いを感じ取った陽炎。
その臭いを頼りに探すと吊された猿彦がいた。
正体を現した犬彦は指笛を吹く。
下忍に囲まれ、捕らえられる白影。
魔風堂の雷丸の前に赤影が参上し仮面を奪回。
そこへ白影を連れた犬彦が現れ形勢逆転。
「犬彦を殺せば猿彦も死ぬ」
赤影は仮面を手放す。
今度は本物の猿彦がお堂へ乱入。
自ら刀を突き立てる。苦しむ犬彦。
猿彦が投げた刀が犬彦を貫く。
なおも赤影に斬りかかろうとする犬彦だが寸前で絶命。
その姿を見て猿彦は自嘲気味に言う。
「俺たちゃ双子だ。犬と猿の仲だ・・・。うへへへ・・・。」
雷丸はひとまず撤退。
「ざまあみろ・・・」赤影たちの前で崩れ落ちる猿彦。
猿彦の死を無駄にすまいと仮面を手にする赤影。
そこへ突然の地震。怪獣ざばみだ。
魔風堂は破壊され、下敷きになる赤影と白影。
ざばみの泡攻撃。
ざばみの巨大なハサミが赤影を掴む。
泡の中で意識を失う白影。
ざばみを操る忍者を探す赤影。
主水を発見し、忍法・流れ星。
直撃をくらった主水は絶命。
ざばみも姿を消した。
そこへ青影と陽炎がやってきた。
猿彦の死を告げる赤影。涙ぐむ陽炎。
そして仮面は再び雷丸の手に・・・。