昭和特撮ヒーロー列伝「バッテンロボ丸」

石森ロボットもの第４作。

【放映】１９８２年１０月３日～１９８３年９月２５日

【話数】全５１回（カラー）

【原作】石森章太郎

【制作】東映

マンマル星出身のロボ丸は宇宙旅行中に迷子になった。
そして、たどり着いたのが地球だった。
そこはカントリーニュータウン。
宇宙船の故障で帰れなくなったロボ丸。
仲良くなったナナコの家に居候することになった。

カントリーニュータウンには様々な生き物が住んでいる。
「人間」だけでなく、ロボットや恐竜などなど。

そんな世界でロボ丸は自らの「正義」に従って行動する。
暴力はいけないと言いながらパワーを振るうとか。

「正義」はひとつではない。
「正義」は簡単に「悪」となり、また逆もある。

ロボ丸はマンマル星に帰らなければならない。
最終回、ロボ丸は技と「悪いこと」をする。
みんなの心が痛まないようにわざと嫌われようとしたのだ。

「悪」の裏側にある「正義」
「正義」に隠れた「悪」

石森氏の作品にはそれを感じてならない。
刷り込まれてるんだろうか。それも考え過ぎか。

ロボ丸のＣＶは曽我町子氏。
前作から榊原るみ氏と朝比奈尚行氏が別役で続投。

制作のフジテレビのチャンネル番号は「８」。
前作『ロボット８ちゃん』では「腹番号」。
本作ではシルエットが数字の「８」を象っている。