昭和特撮ヒーロー列伝「仮面ライダースーパー１」

各話レビューはこちらをご覧下さい。

【放映】１９８０年１０月１７日～１９８１年１０月３日

【話数】全４８回（カラー）

【原作】石森章太郎

【制作】東映

惑星開発用改造人間スーパー１。
ファィブハンドもその装備である。

プロトタイプ（失敗作）のメガール将軍も悲劇の人。
Ｂ２６暗黒星雲出身の首領というのはネオショッカーと同じ。
ただ、ドグマ・ジンドグマとの関連性は不明。
（劇中では描かれなかった）

主演の高杉俊介氏は元・陸上自衛隊のレンジャー部隊。
アクションはお手の物だった。
拳法の型を変身ポーズに取り入れたのも斬新。
高杉氏は拳法の指導を受けて撮影に臨んだ。
スーツアクターの中屋敷氏も同様に指導を受けた。

ハチをモチーフにしたマスクのデザイン。
銀と黒のスタイリッシュな造型は好きでした。
放送前は期待していた。そして始まったＯＰ。

「かめんらいだーすーぱーわん」

オール平仮名の歌詞を見て力が抜けた。
ああ、これはダメだ。もう、私の見ていい番組ではない。
急激に気持ちが萎えていった。そして見なくなった。

「新世代の１号」を目指したスーパー１。
しかし、皮肉にもライダーシリーズは本作で再び中断。
８７年の『ＢＬＡＣＫ』まで６年の眠りに就いた。
（ＴＶではＺＸの特番があっただけである）

拙ブログでの本作のレビューもイマイチ乗ってない。
なんか、もう一回見ようという気持ちになれなかった。

ものすごく残念。ごめんなさい。