goo blog サービス終了のお知らせ 

MA

思考の流れの書きとめ、詩、随筆、覚書(Weblog)
と写真(Weblog以外のカテゴリー)

forever to me

2009-06-19 04:03:36 | Weblog

ただそばにいたかっただけなのに


それさえも許されない世界で


そんな世界であるよね と納得してるつもりなのに


どうしようもなくて、


時間が忘れさせてくれるなんて


そんな単純で当たり前のことさえも


今では、


誰かがでっち上げた嘘にしか思えない


こんな世界とか、


こんな時間とか、


こんな人間とか、


こんな私とか、


への当て付けみたいに


なんだかとっても生き急いでて


結局何処に行きたいの?


何を目指してるの?


この生を意味のあるものにしようなんて考えてるの?


私の望む世界に


私の望む場所に


私の望む彼が


いないのなら


何万回磨き上げたとして、一体何の意味があるの






世界。それは、解釈だ

2009-06-12 03:47:44 | Weblog
こんなに小さな、壮大な物語を

語れない











見る世界は、どれも違う


この世界は、解釈に過ぎない









世界観を箱に仕舞って人に見せても

そこでまた、一塗りの解釈が加わるのだ







誰とも同じ世界を見ることができない
この世界で、
















何のためにではなく



如何に生きるかを









決めなければならない

社会の蠅

2009-05-28 04:27:55 | Weblog
閉鎖的な空間だと誰が言えるだろうか




誰しもがこれを望んだのだ


そう、
誰しもが









変えることができない

たった一人の力では、何も動かすことはできない



 邪魔な蠅が一匹部屋の中に入ってきた



すべてが規則正しくつくりあげられた社会で
規則に従わないものは排除される

異議を唱えれば変人扱いされ要注意人物として監視される



 部屋の中に入ってきた蠅は、
 叩き潰されごみ箱に捨てられる



それが嫌なら部屋から出なければならない
一刻も早く




しかし部屋なんていつの間にできたんだ
入ってはいけないなんて誰が決めた
ここは空であったはずじゃないか
そうだ道でもあったはずだ


なのに、なぜ、なぜここを歩いてはいけないんだ








人間がつくりあげたものには必ず欠陥が存在する

そんな世界に、住むべきではなかった



もっと、単純に、生きるべきだった











 蠅の死を悼んだ誰かが部屋から飛び出した











社会の欠陥に気づかずに、規則に従い続けて自己を侵す人々

どこにいたって同じ?なら



この社会で侵されずに生きていく術を
手に入れて






舞い戻る

可能性

2009-05-28 04:05:59 | Weblog

ひとつしか 選べない



この時間に何をするかということ









選択肢のなかに入れているだけで

行動に起こさないのなら、

ないのと同じことだ




人生において、目的があるのなら

それを果たすための計画だけでも
立ててみるがいい

そのなかの最初の小さな行動を
起こしてみるがいい








大きな妄想を語るだけで行動に移さない
選択肢を確保するだけで、平坦な日常に甘んじる


そんなことはまったくもってナンセンスだ








無限の可能性を持ち続けて死んでいくか

ひとつを選んで生きていくかだ






導かれるように

2009-05-19 02:04:19 | Weblog
 (灰色の世界に嫌われた)
 (枠からはみ出すものは、必要ないんだって)






体系化された世界で、そのいちばん外側の枠が見えてしまった






それがいいことなのか悪いことなのか、幸運なのか不運なのかという議論は置いておいて、

でもだからつまりは、




  枠を飛び出すしかない







ひとつの意志に導かれるように
選んだのなら、堂々と進まなければならない
まえへまえへ











集団から抜け出したのに、ひとつの存在に惑わされて

目的を見失い、悲しみにとらわれて、長いこと

立ち止まってしまっていたよね

無駄なことにたくさんの時間を割いて、そんな時間さえも

必要なのだと信じた










ひとつの存在のために


私はつくられて、そして壊した

そうしてまた、その壊れたからだで
その強い意志で




より高く飛べるだろう










 (怖いものなんて何もない)
 (失うものなんて何もない)









過去の、できあがった個よりも

あらゆる影響を受けて、





 壊された個、その自己が





痛々しくて愛おしいから



ひとつの存在に誓う
その手が書き上げた、拙い言葉に従うことを











自己と他者、その創造と破壊

2009-05-19 01:26:56 | Weblog

我々は一人である

誰とも混じり合えない 誰とも結合しえない





しかし一人では、存在さえしていなかった
今ここに在る 肉体と精神 そのどちらも
他者によってつくられてきた
他者の影響を常に受けてきた







自己と他者の境界線は曖昧だ


自己の考えが他者の考えだったりする
自己の欲望が他者の欲望だったりする

どこまでが他者からの影響によるもので
どこまでが自己の主観によるものかなんて

知る由もなくて









もしかしたら、自己は、小さな他者の寄せ集めに過ぎないのかもしれない










我々は、自己を自己だと信じる

しかし自己は、常に他者である


他者から影響を受けることによって、つくられてきた
良くも、悪くも


喜びも他者から知る
悲しみも他者から知る
怒りも他者から知る
欲望も他者から知る









他者と混じり合うことができないにもかかわらず

他者がいなければ、自己の思想も感情も存在しないのだ


そして一度 自己をつくりあげても
次の瞬間にはまたその自己を壊す、またつくりあげる

他者との出会い、別れのなかで
自己の創造と破壊を繰り返す





永遠に、呼吸するのをやめるまで






その 創造と破壊







時に自己は、人を憎み、自己を侵す

自ら進んで自己を醜い感情で埋め尽くす

きれいな存在でありたいが故に自己をきれいだと思い込み
他者を憎む


その行為の、なんと憐れなことよ
その行為の、なんと美しいことよ






時に自己は、人を愛し、自己を蝕む

たったひとつの出会いのために
人生最大の目標を忘れる

たったひとつの愛情のために
自尊心を捨てる

たったひとりに、愛を表現するために
その手を穢す、穢すことさえ厭わない


その行為の、なんと愚かなことよ
その行為の、なんと愛しいことよ
その行為の、なんと悲しいことよ









他者との繋がりのなかで

我々は、持っていた目標も夢も願望も見失う



偶然の出会いに常に心惑わし

自己をつくっては壊し、つくっては壊す




仲間といることの安寧に埋もれ、
本来の目的を安易に投げ出すことも、

周りと距離を置いていたにもかかわらず
ひとつの存在に影響され共感し共鳴し、その友情のために
その尊厳を守るために
自らの手を穢すことも、


















その存在の、なんて愚かで、なんて美しいことよ







ビリジアン色の宝石になる

2009-05-04 03:38:38 | Weblog
笑うたびに忘れていく気がする
笑うたびになくしていく気がする



笑うことに、罪悪感をいだく



引き戻したわたしは

いつもの空気のなかにいた











笑えばその瞬間、すべてを忘れてしまう


忘れてはいけない 「何か」 がある

大切な かなしみがある




このかなしみがなければ、
どんなにキラキラした光に照らされていても、満たされない












これがわたしのいちばんの誇りだから



携えていくことが


どんなにつらくても
どんなにかなしくても















あなたがぬぐいきれなかったかなしみが

降り積もって

時間がたつにつれて次第に、美しいものにつくりかえられていく


きっといつかビリジアン色の宝石になる










内側から照らして、かならず
みつけだしてみせるから

ねじれの道で、気づかれる言葉を紡いで

2009-05-02 03:14:55 | Weblog

特に深く考えもせずに選んだから


きっと、要領良く生きて、要領良く死んでいくだろう


この上ない喜びは、一生感じることなく


虚しさに浸りながら







それでも嘲笑うことはできない
それでも嫌いになることはない


でも何も、言う言葉はない
言葉は、動かさない


気づくしかないのだ
気づかれるしかないのだ


気づかれる言葉を紡いで
気づかれる生き方をしよう


何かを感じればいい
何かを動かせばいい


手を伸ばしたのなら、
その手を掴むことができるから








もし望みが叶わなくても




このままねじれの道を歩いて
交わることが一生なくても



違う答えを選んでいても



その弱さを美化して愛するだろう

その運命を愛しく思うだろう




歩み寄ることはない
その道を歩かない





ねじれの位置にある

もうひとつの道が見えていて

その道を歩くべきだから



三角形

2009-04-24 02:23:10 | Weblog
なにを必要としているだろう



むかしあんなにも必要としていたもの

その存在さえ今はどうだっていい





わたしの身体中をかつて満たしていた感情は
今では単なる記憶になった








たった一度や二度、顔を合わせた他人のものさしより

信頼の置ける人たちのものさしを、信じるべきだろう










社会のなかで、世界のなかで

私たちは疎外されていく


他者に晒され、不当な評価をされる

あらゆる他者の価値観によって、私たちの個性は侵食されていく


決まった正解なんてないはずの世界で、不正解のレッテルだけを貼られる


そうして自分を見失い、自己評価が下がり、自分には力などないと決め込んで、悪い方向に出来上がった規範にただ従おうとする


しかしそんなのは明らかに間違ったことだ






私たちは忘れている 時に見逃している


疎外され、侵食され、不当な評価をされながらも
常に ひとり、ひとりによって 絶対的で主観的な評価が真っ当になされるということを




それは、どんなに正確だとされる、ものさしや偏差値や診断結果よりも信頼できる

社会のなかで疎外されながら、ひとりひとりの繋がりのなかで築かれるものが絶対にある



それに気づくとき、社会的な疎外から脱して、ひとつ上の空間に行ける




最終手段

2009-04-15 03:28:42 | Weblog
私のやりたいことは、どこでだってできる


ここでなきゃいけないなんて理由はない
これでなきゃいけないなんて理由はない

どこでもいいし、どれでもいい、別に







つくりあげられた理由に無意味さを感じた





もっと幅を広げるべきだろうか












多くは、とても小さな檻の中にいて

その檻が、世界だと思っている



小さな枠の中で考え、悩み、行動する



しかし、その檻自体がつくりあげられたもので、
それ自体が元々間違っているのだと言うこともできる





檻を疑い、檻から脱すると、悩みは壮大になる

思考は宇宙を巡って手応えなく帰ってくる




そして己の微力さに気づく







気づいているものはある 変えなければならないものもある


しかしそれを変えるには
知識も経験も足りなすぎるのだ



周りのものから少しずつ変えていく
行動を起こせるだけ起こす

それでも力不足で、動かせないものはたくさんあって


そんな時に人は、
自分の不甲斐なさと、理想への情熱と、世界への愛情を、
詩や歌や絵なんかに表現する






詩も歌も絵も、最終手段だ






自らの手で動かせないのなら、より多くの人に気づかせることで
世界を動かしてしまおうと、世界を変えてしまおうと、