千葉県 飲食店などに時短と酒類提供の終日自粛を要請へ
千葉県は緊急事態宣言の対象地域に追加されたことを受けて、来月２日以降、県内全域の飲食店などに営業時間の短縮と酒類の提供の終日自粛を要請することを決めました。
千葉県は緊急事態宣言の対象地域に追加されたことを受けて、３０日夜対策本部会議を開きました。
このなかで、県は、来月２日から３１日まで県内全域の飲食店などに対し酒類の提供を終日自粛するほか、営業時間を午後８時までとするよう要請することを決めました。
またカラオケ店については新たに休業を求めるほか、県民に対して、日中も含め不要不急の外出自粛を要請し、中でも都道府県間の移動などは極力避け、出発前または到着地での検査を検討するよう呼びかけています。
３０日の感染者の発表が７５３人と過去最多を更新したことについて熊谷知事は「爆発的な増加のスピードに最大限の危機感を抱いている。このままでは医療体制がひっ迫し交通事故や、死にいたる急病でも、最善の医療が受けられない可能性が出てくる」と述べました。
また、今回の要請について「大変心苦しいが、飲食店の事業継続のため、協力金の早期支給に努めていく。飲食店の協力なくして、出口にいたることは不可能なので最後の我慢の期間となるよう協力をお願いします」と呼びかけたうえで、ワクチン接種の進ちょく状況を宣言解除の目安にするよう引き続き政府に求めていく考えを示しました。
