深野神楽保存会のブログ

島根県雲南市吉田町深野で出雲神楽を復活し、次世代へ伝えようと活動中の深野神楽保存会のブログ

保育所の神楽大好きっこたち♪

2013-06-06 23:09:21 | 日記
中学校の神楽を紹介したので、今日は保育所の神楽を紹介します。
深野神楽こども教室が注目されていますが、実は田井保育所の神楽の方が息が長いのです。
深野神楽が復活して直ぐ、神楽が好きになった子たちは保育所の遊びで神楽し始めます。
それで、保育士さんが衣装をカーテンの布で作ったり、お面は新聞紙を貼り合わせて作ったりして披露。
地域のお年寄りさんもその愛らしい姿に涙されました。

そして、中学校でも神楽の活動が始まると、小学校が抜けていることがもったいないと、沢山の声をいただき、
平成15年に「深野神楽こども教室」が開講。
保育所から中学校まで神楽がつながったのです。

保育所の衣装、お面、道具などは、深野神楽のメンバーの手作りです。
このスサノオの衣装も、小さめに作ってありますが、子どもによっては大きすぎたり、小さすぎたり・・・。
「あんまり大きくならないでね」って保育士さんのつぶやきでした。


深野神楽や、こども神楽を見て年長さんは自分たちで神楽をして、それを下の子たちも見て自然に覚えます。
じいちゃん、ばあちゃnは腰を曲げて・・・。
この姿だけで、見ている方は可愛いやら、涙は出るやら・・・。


この子も、保育所で遊ぶのは「神楽」なんだそうです。
実は、お姉ちゃんも神楽をしていて、お姉ちゃんの笛をこっそり吹いてる見たいで、上手に音が出てびっくりでした。


神楽を通して子どもたちが成長する・・・って保育士さんが思いを持って理解を持って活動してくださることが一番。
楽しくするのが「神楽」
その中で、好きなことに集中する力、人前で発表する体験、それが子どもたちに自信とやる気を起こします。
神楽を通じて地元愛を持ってくれると嬉しいです。

稲佐の浜夕刻篝火舞本番!!パート2

2013-06-05 22:32:51 | 日記
もともと、6月1日の予定だった稲佐の浜の篝火舞は、メンバー不足で笛を子ども神楽の卒業生の高校1年生を頼んでいました。
稲佐の浜の篝火舞は6年生の時に女のスサノオとアシナヅチで出演している子たちなので、とっても嬉しそうでした。
高校生の妹も現役の子ども神楽のメンバーで、一緒に笛の予定でしたが、1日延期になったことで太鼓がいなくなり、太鼓に・・・。
高校生は久々の笛に少々不安も・・・。
頑張れ!!


楽屋ではこんなこともありました。
本番を待つ中央の神の目線は?

なんとも可笑しくないですか?
おにぎりをどれにしようか選んでる大土地の女の子に釘づけ(笑)

気が付いて振り向いて・・・


「神様差し上げます」

本番前の一コマでした。



「五行」の舞本番です。
まずは東・南・西・北の神様が1年を春・夏・秋・冬で納める天下泰平の舞をしています。


そこへ、中央の神が現れ、仲間に入れてくれと言いますが、断られ合戦となります。


最後は塩土の翁が現れ、春夏秋冬のそれぞれ土用17日をさし除いた72日を納め、中央の神は残った4土用17日づつ72日を
納めるように言います。
五人の神様は天下泰平国家安穏の舞をされます。


奏楽も舞も、なかなか全員で合わせる時間は持てませんでした。
塩土に至っては、昨日舞うことを決めて、十何年ぶりの舞。
舞えるところが凄い。
それと、見られた方は貴重なものを見られましたよ。
さてみなさん、次は斐伊川夕刻かがり火舞ですよ!!!
9月1日(日)雲南市の「さくらおろち湖」(尾原ダム湖)で開催します。
稲佐の浜とはまた少し違ったステージを見に来てください。
まさにオロチが出てきそうなおろち湖です。

6月4日(火)のつぶやき

2013-06-05 02:32:10 | 日記

この舞台に立てたことを感謝します。
アメリカで、大土地神楽さんと出会って生まれた舞台。
神々と繋がる舞台です。 fb.me/2azZBEKjw


@makiart0112 リツイートしていただきありがとうございます(^^)


稲佐の浜夕刻篝火舞。
この夕日です。 fb.me/LYgrBmD4


「五行」 塩土の翁は77歳のカコパパ(^^) fb.me/SmGKT6K1


笛と太鼓を手伝ってくれた女の子たち♪ fb.me/Bt6Awa53


弁天岩と夕暮れの空は、何とも言えない雰囲気です。
「五行」東方の神。 fb.me/Tryhj5uc


これは「五行の神様」というあだ名がつくほどの激しい舞をする南方の神役のタカさん(^^) fb.me/2ADIqTFVT