深野神楽保存会のブログ

島根県雲南市吉田町深野で出雲神楽を復活し、次世代へ伝えようと活動中の深野神楽保存会のブログ

稲佐の浜夕刻篝火舞本番!!パート2

2013-06-05 22:32:51 | 日記
もともと、6月1日の予定だった稲佐の浜の篝火舞は、メンバー不足で笛を子ども神楽の卒業生の高校1年生を頼んでいました。
稲佐の浜の篝火舞は6年生の時に女のスサノオとアシナヅチで出演している子たちなので、とっても嬉しそうでした。
高校生の妹も現役の子ども神楽のメンバーで、一緒に笛の予定でしたが、1日延期になったことで太鼓がいなくなり、太鼓に・・・。
高校生は久々の笛に少々不安も・・・。
頑張れ!!


楽屋ではこんなこともありました。
本番を待つ中央の神の目線は?

なんとも可笑しくないですか?
おにぎりをどれにしようか選んでる大土地の女の子に釘づけ(笑)

気が付いて振り向いて・・・


「神様差し上げます」

本番前の一コマでした。



「五行」の舞本番です。
まずは東・南・西・北の神様が1年を春・夏・秋・冬で納める天下泰平の舞をしています。


そこへ、中央の神が現れ、仲間に入れてくれと言いますが、断られ合戦となります。


最後は塩土の翁が現れ、春夏秋冬のそれぞれ土用17日をさし除いた72日を納め、中央の神は残った4土用17日づつ72日を
納めるように言います。
五人の神様は天下泰平国家安穏の舞をされます。


奏楽も舞も、なかなか全員で合わせる時間は持てませんでした。
塩土に至っては、昨日舞うことを決めて、十何年ぶりの舞。
舞えるところが凄い。
それと、見られた方は貴重なものを見られましたよ。
さてみなさん、次は斐伊川夕刻かがり火舞ですよ!!!
9月1日(日)雲南市の「さくらおろち湖」(尾原ダム湖)で開催します。
稲佐の浜とはまた少し違ったステージを見に来てください。
まさにオロチが出てきそうなおろち湖です。

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