2019.6.23(日)
湿ったひんやりした空気と、ときおり断続的に降る雨・・・。
梅雨らしい一日が過ぎました。
いつもとは違ってにぎやかに過ごしたあと、今はまた机に向かう。
自分の時間が戻る。
■「優しいあの子」のPV(MV?)
「サーブ湯河原」というところでの撮影。
https://yugawara-studio.com/
こういう場所があるんだな。
優しい風が吹き抜けて、心地よい陽射しに包まれる・・・。
でも生活の匂いがなくて無機質な感じが、「優しさ過多」を引き戻す。
少女の歩みは季節を、年月を越えて、ちゃんと次の時間へとつないでいることを教えてくれる。
スピッツのPV集『ソラトビデオCOMPLETE 1991-2011』のリリース時、収録された「新月」のPVが公開されたが、このときの踊り手と同じ方のパフォーマンスなんですね。
https://twitter.com/mikaring72/status/1140613243016118273?s=11
「新月」はアルバム『とげまる』の収録曲だが、PVはこのPV集のために新しく制作されたもの。
当時、池田美佳さんが、ブロクでこんなことを。
https://yaplog.jp/mika5972/archive/96
そういえば、どなたかのTwitter情報で知ったこと。
「なつぞら」のロケ地、陸前町に置かれたパネルに、TEAM NACS出演者3名の主題歌へのコメントが書かれてあって、なかでも音尾琢真さんのコメントにはスピッツ愛があふれていて、「ファンなんだ~」とちょっとうれしくなった。4人のメンバーの名前を出して、それぞれの魅力を語っているのですよ。
ファンクラブツアーですでに「悪役」を聴いていたんだけど、あのときは撮影タイムだったのか?、ちゃんと覚えていない・・・。
ココに、「最初からギター炸裂」とか書いてあるけれど、ベースの間違い??
ドラムからベースへのなだれ込む感じ、最高に気持ちいいですよね。
サビの荒削りなギターも、どこまで戻っていくつもりなのか、と尋ねたくなる。
あっという間に駆け抜けて終わっちゃうところも。
「1987→」に続いて、ここでも「醒めない思い」を伝えてくれる「優しい彼ら」です。
6.23は、まだまだ若いというより幼かった私が初めてデモに参加した日。
大通りに繰り広げられたフランスデモ、駅前のジグザグデモでの機動隊との衝突。
高揚とむなしさと、自分がどこにいてどこに行こうとしているのか、さっぱりわからなくなった日。
6月23日の沖縄。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-941311.html
こういう事実を、70年以上たった今突き付けられて、理屈なんてどこかに飛んでいく。
震える幼い少女のまなざしには、二度と繰り返してはいけない、とそれだけで十分だと思わせるものがある。
74年前の沖縄の犠牲の上にわれわれの暮らしがあり、そして今も本土と沖縄は同じ構図のままであるという事実。
ボーっと生きている私でも、そのうしろめたさを無視できない。