「ガーベラ」を聴きながら

2024.06.20（木）



　ドラマの録画がたまっていくばかり。
　アーカイブ的なものはキリがないので、見たいものは録画する、で、録画し忘れたら「あ～あ、見たかったのに・・・」といういっときのため息で、あとは忘れちゃう。それが私たちの基本。

　で、今は見てない録画がたまっていて、時間ができたときに見るのが楽しみ。
　『信念の女警部ヴェラ』（思いがけない展開と主人公の人間への優しい視線がいい）、『季節のない街』（文句ない傑作！）、『６秒間の軌跡〜花火師・望月星太郎の憂鬱』（三人のどうってことない会話の流れに疲れが吹っ飛ぶ）などなど。

　『アンチヒーロー』と『アンメット』はリアルタイムで見ている。
　前者の最終回の法廷場面はまるで一幕芝居を見ているような迫力だった。あの二人だからこその熱量か。いくつもの伏線が回収されて、でも続きもちょっと期待する。
　後者は、杉咲花さんはじめ演者たちの自然なやりとりの中に人の心理の奥深さが感じられて、毎回気持ちよく重い。最後はどうなるんだろう。そうそう、杉咲花さんの食べっぷり、なんてかわいくて気持ちいいんだ！

　『花咲舞が黙ってない』は、スッキリ感が心地よく、二人で気楽にみられる貴重な時間。菊地凛子さんを含む３人の痛快な行動に単純に気持ちよくなれる。

　そういえば、今夜最終回のドラマが２つあるけど、主人公に感情移入できぬまま、見たり見なかったりしてしまったな。申し訳ないから最後くらいはちゃんと見ようか、と相方が言っている。
　仕事が終われば・・・ね。

　読みたい本もたまっているし、映画も見たいのが目白押し！
　そんな感じで、もう６月も終わりそう・・・。

　母の死を前に、「やだー！　いなくならないで！」と叫んで子どものように泣いた娘。
　つらいけれど幸せな母と娘だ。


　『劇場版 優しいスピッツ』の「ガーベラ」が流れているよ・・・。
　柔らかい音たち。