隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

暑い夏には「レゲエ風味のロックナンバー」!

2022年08月25日 14時20分10秒 | スピッツ

2022.08.21
「ロック大陸漫遊記」
FM TOKYO



 8月も4週目!
 草野「心に余裕がある方も、意外にギリギリな方も、ちょっとした息抜きにしていただけたら幸いです」

 今回のテーマは、【レゲエ風味のロックナンバーで漫遊記】。
 暦の上では残暑の時期だけど、「まだまだ暑いのかな? (こんな時期には)レゲエ風味の音楽が合うのかな」。
 ・・・ということで、「草野のプレイリストの中からセレクト」です。


 オンエア曲
 01 自転車(スピッツ)
 02 So Lonely(The Police)
 03 I Shot The Sheriff(Eric Clapton)
 04 Watching The Detectives(Elvis Costello)
 05 Is There Anybody There(Scorpions)
 06 Do Nothing(Snuff)
 07 Spiderwebs(No Doubt)
 08 地球の一番はげた場所(真島昌利)


 漫遊前の一曲は、スピッツで、「自転車」(2005年、11thアルバム『スーベニア』。
 スピッツのナンバーの中では「レゲエ風味はこの曲だけ!」と。
 アマチュア時代の「流れ星」もレゲエアレンジだったけれど、「音源になったものは違うので」。
 (アマチュア時代の音源がYouTubeに上がっているけど、いいのかな・・・。そして、実は「孫悟空」もそうだった・・・ということで、忘れていたことを、曲に謝ってた?)
 「これ、スカでしょ、とか、ロックステディでしょ、というツッコミもあるかもしれないけれど、そのあたりはあまり詳しくないので、悪しからず。あくまで『レゲエ風味』ということで」という前置きのもとに番組スタート。

 最初の曲は、「レゲエ風味のロックナンバーと言ったら、世代的にオレはまずこのバンドかな」、The Policeの「So Lonely」(1978年、4thシングル/今日は、1992年、ベストアルバム『Greatest Hits』より)。
 特に初期のThe Policeは、独自の解釈でレゲエを取り入れている。「これはもうポリス節、という感じでしょうか」
 この曲のように、「Aメロでレゲエっぽいビートで聴かせて、サビで8ビートの疾走感で盛り上げる、というパターンが多いですね。『孤独のメッセージ』なんかもそうですね」。
 (以下は、「Messagi In A Bottle 孤独のメッセージ」)
The Police - Message In A Bottle
 有名な話ですけど、「スピッツでいえば、『8823』という曲もポリスの影響のもとにある曲」。

 次は、Eric Claptonの「I Shot The Sheriff」(1974年、2ndソロアルバム『461 Ocean Boulevard』)。
 「ショット ザ シェリフ」が言いにくいと言って、「きゃりーぱみゅぱみゅ」のいい方を解説して脱線・・・。
 これは、ボブ・マーリーの有名な曲のカバー。(以下は、そのボブ・マーリーです)
Bob Marley - I shot the sheriff (Live)
 草野くんの世代?は「I shot the sheriff」を「あ~いさつ してね~♪」という替え歌で歌っていたとか。
 70年代前半から、イギリスでは、ジャマイカ音楽の影響を受けるロックミュージシャンが増え、レッド・ツェッペリンやローリング・ストーンズにも「レゲエを取り入れた名曲がある」。
 (ツェッペリンの「D’yer Mak’er」とか?)
 Eric Claptonの「I Shot The Sheriff」には、草野くんが好きなシンガー、イボンヌ・エリマンさん(『ジーザス・クライスト・スーパースター』)もコーラスで参加しているそうだ。


 イギリスで、スカ、ロックステディ、レッゲなどのジャマイカ音楽が流行った背景には、戦後の労働者不足によるジャマイカからの移住者の増加があげられる。
 リズム的にも、単純でノリやすい、踊りやすい新しいリズム、ということで人気になったのかも。「聴いていると演奏したくなるな」という魅力もある。
 しっかりとスカやレゲエを演奏する2トーンと呼ばれるジャンルのバンド、例えば、スペシャルズ、マッドネスも大ブームとなった。
 The Specials - Gangsters (Official Music Video) [HD]
 (これは、スペシャルズ。気持ちのいいリズム・・・)
 また世界的にヒットを飛ばしたUB40というバンドもイギリスのバンドだ。

 次の曲は、「これもまた、イギリスのシンガー」、Elvis Costelloの「Watching The Detectives」(1977年、4thシングル/今日は2007年のアルバム『The Best of Elvis Costello: The First 10 Years』より)。
 (長いこと、彼の声が好きです)

 次は、「レゲエのヘビメタ的解釈の曲。ロック大陸では常連さんのバンド」、Scorpionsの「Is There Anybody There 瞑想のレゲエ」(1979年、6thアルバム『Lovedrive』)。
 レゲエはスタンス的に、パンクやニューウェーブなどと相性がいい、「ポリスとかクラッシュとか、さっきのコステロさんとか」。
 そういう意味では、「このScorpionsは異質」。草野くんが聴いたのは中学生のころで、「おもしろい試みだな」と思ったそうだが、「おそらくメタルのファンには、評判は悪かったのでは?」。
 ライオットというメタルバンドがホーンセクションを大胆に取り入れたらファンにはすごく評判が悪かった(ココの『ロック大陸漫遊記』で取り上げている)という話もあり、「メタルの人って王道を好むから、実験的なことをやってもウケない」と。
草野「この曲以降で、レゲエを取り入れたメタルの曲って、ほとんど聴いたことがないけど、すごくおもしろい試みだと思います」
(私なんかには、普通にカッコよくて気持ちのいい曲に聴こえちゃう)


 メッセージコーナー。
 草野マサムネのマイクスタンドについて。
 「コロナ以降、マサムネさんもブームスタンドになったけれど、それは少しでも客席から距離をとるため? 私はまた以前のように、両サイドがブームスタンドでマサムネさんだけストレートスタンドのステージが見たい」と。ライブ会場に入ると、プレイヤーのまだいないステージ上のマイクスタンドを見て「ニヤニヤしちゃう」んだそうです。
 草野くんが言うには、「ストレートスタンドマイクかロックっぽくてカッコいいからこだわって使っていたんだけど、歌いながらギター弾いているとどうしても姿勢が前かがみになってしまう。なので、姿勢のこと考えて、ブームスタンドマイクに変えちゃいました」と。
 ギターがなければ、「矢沢永吉さんみたいにストレートスタンドで歌いたいが、年齢もあるしね、最近は極力からだに負担がかからない方法を選んでいる」。
 (ココで、スキマスイッチの大橋くんのストレートスタンドマイクがカッコいいので、草野くんが「オレもほしい~」と“おねだり”したエピソードが書いてありました。2009年の『ロックロックこんにちは in 仙台』のレポです。満足感100%のイベントで、懐かしさとあの時代への羨望が相まって、今ちょっと切なくなってしまいました)
 草野「こういうこと、言わないほうがいいのかな。一応、番組聴いている人の間だけで、内緒ということにしてください」
 (あれ、これは書かないほうがいいのかな。でもこれ見てくれてる人、たぶんリスナーさんだけだと思うので、いいかな?)
 (これ、ブームスタンドマイク)
 


 大工の棟梁でも落語の登場人物でもないのに、自分のことを「あっし」という夫をもつリスナーさんから。外では「ボク」と使い分けているとか。
家族間では、すでに慣れて「違和感」はないらしい。
 「マサムネさんの間では、自分のことを変わった言い方で言う人、いますか?」
 ビートたけしさんが「オイラ」と言うのをきいたとき、「ロボコン以外で『オイラ』っていう人、いるんだ~」と思ったそうだ。(ロボコン・・・って。)
 草野くん自身は「オレ」か「ワタシ」。スピッツの歌詞には「ボク」がよく登場するけれど、「日常ではほとんど使いませんね」。
 (昔どこかの夏フェスで、隣にいた女性二人がスピッツのライブを見たあとで、「スピッツのボーカルって、『オレ』って言うんだね」「意外だね。『ボク』が似合いそう」なんていう会話を交わしていたのを思い出す)
 二人称で「お前さん」を使う友人が何人かいるそうで、「そろって学者っぽい雰囲気の人」。「お前さん、最近忙しいの?」みたいな感じで。
 佐賀や長崎の人は自分のことを「オイ」と言うそうです。「オイが食ぶっけんがー」(自分が食べるから)
 草野くんの周囲にはいないけど、「でも自然に『あっし』って使っているのは、むしろステキかもしれないね」。
 昔っぽい「アタイ」もちょっときいてみたい草野くんでした。


 ここからは、「本当に『レゲエ風味』。部分的にレゲエのエッセンスが入っている曲を」。

 最初は、「パンクバンド」、Snuffの「Do Nothing」(1990年、EP『Flibbidydibbidydob』)。
 この曲は先ほどちょっと触れたスペシャルズのカバー。
 SnuffのCDは、「昔、渋谷にあった『ZEST』というレコード屋で買った記憶がある」。
 この曲はもともとはスカ風の曲だが、Snuffでは「間奏だけジャマイカ風味になっています」。
 90年リリースの曲なので、「スカコアのはしりのような曲なのかな」
 すごく盛り上がる曲で、これを聴いてからスペシャルズのオリジナルバージョンを聴くと、すごくのんびりした曲に感じられて、「それもおもしろい。熱いお湯につかったあとに冷水に入る・・・みたいな」。
 (気持ちが単純にアップして気持ちいい。そして、以下がスペシャルズのオリジナル)
 The Specials - Do Nothing
 (ホントだ~。全然違う)

 最後は、「90年代後半に人気だったアメリカのバンド」、No Doubtの「Spiderwebs」(1995年、3rdアルバム『Tragic Kingdom』)。
 ボーカルのグエン・ステファーニさんのシンディ・ローパーのような歌声の印象が強い。音楽的にもおもしろく、当時人気があったグランジやメロコアとは一味異なり、スカやレゲエの要素が入った、ちょっとコミカルな世界。
 この曲は、イントロとアウトロにレゲエ風味が入っている。


 特集の最後に。
 草野くんが中学のころのアニメ『さすがの猿飛』のエンディングテーマが「思いきりレゲエだった」。
 さすがの猿飛 後期ED
 タイトルは「忍豚レゲエ」。(アニメのテーマソングは侮れません。カッコいいですね~)
 (夏にレゲエのリズム、は本当に合うんだな。気分が上がる、いい曲ばかりだった)


 今回の「ちょっぴりタイムマシン」は、真島昌利さんの「地球の一番はげた場所」(1989年、ソロデビューアルバム/オリジナルは友部正人さん)。
 (イントロは、「海とピンク」)
 今日はこのコーナーのレゲエ風味で。
 (やったー、『夏のぬけがら』だ!)
 「マーシーさんの曲は全然埋もれてないんだけど、マーシーさんの曲もブルーハーツの曲も、配信やサブスクはほとんどないんで、ファンとしては、そういう曲こそラジオでオンエアしなくては」という熱い思い。
 草野「この曲の入ったアルバム『夏のぬけがら』はホントに好きで(言い方に力が入る!)、学生時代、相当聴きました。今も聴くと、住んでいたアパートの感じとか、ありありと思い出します」
 (そういうアルバムって、誰にもあるかもしれませんね)


 来週は、【ロック大陸でまだオンエアしていない重要バンドで漫遊記】。
 この番組、5年目に入っているが、「ワタクシ草野は選曲に偏りがありまして、まだかけていない重要バンドがかなりあります」。
 (ま、きっとそこがいいんでしょうけど)
 そこで、あんまりマニアックじゃない有名なバンドの曲・・・をセレクトしてくれるそうです。
 (すごい楽しみだ。それでもやっぱりマニアック・・・なんてことはない?)

 「草野さん、買ってきた食材を冷蔵庫に入れるの、めんどいっす」
 (買い物あるある、だな)




 今日はちょっと涼しいな。
 夏も終わりに近づく、寂しい時間。

 午前中は、母とリモート面会。
 いまだに寝る前にしっかり肌のお手入れをしている母。
 ちふれの洗顔クリームのことを誰かに聞いたらしく、「買ってください」と。
 「あなたの分も買って使ってみて」と付け加えることを忘れない。
 いろいろ無神経はところは相変わらずなんだけれど、それでもかなりの高齢になっても(施設で最高齢らしい)、人のことに気を回せるところは褒めてあげましょう。

 午後も仕事、ぼちぼち頑張ろう。
 今日は相方の〇〇歳の誕生日で、息子たちからお誘いあり。


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