●彼岸花 (ひがんばな)
彼岸花(ひがんばな)科。
開花時期は、 秋
原産地中国。
花のあとで葉が伸びてくるが、冬と春を越して夏近くなると全く消えてしまう。
葉のあるときには花はなく、花のときには葉がない。 このことから
韓国では「サンチョ(相思華)」と呼ぶ。
「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味から。
田んぼのあぜ道や土手に多くみかけるが、これはノネズミがあぜ道や土手に穴を開けるのを、
彼岸花の毒性のある球根を植えることで防いだからという説がある。
別名 「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)。 ”天上の花”という意味。
「道の辺(へ)の いちしの花の 灼(いちしろ)く 人皆知りぬ わが恋ふる妻」 万葉集
いちしの花=彼岸花