今週の四字熟語
◇完全無欠(かんぜんむけつ)=円満具足(えんまんぐそく)
完全で欠点が全くないこと。不足や欠点がなく完璧なさま。
◇歓天喜地(かんてんきち)=欣喜雀躍(きんきじゃくやく)=狂喜乱舞(きょうきらんぶ)
天に向かって歓び、地に対して喜ぶということから、大変な喜びようのたとえ。大いに喜ぶ様。
◇汗馬之労(かんばのろう)
職場でのめざましい働き。また、仕事などに奔走すること。
説:戦功を得るために馬に戦場をかけめぐる意から。
◇気炎万丈(きえんばんじょう)
他を圧倒するほどの意気盛んなこと。活発に論議すること。
◇気宇壮大(きうそうだい)
心意気が非常に大きく、望みや構想が大規模で、こせこせしていないさま。
◇喜色満面(きしょくまんめん)=得意満面 =春風満面(しゅんぷうまんめん)
顔全体に喜びの表情があふれているさま。喜びを隠しきれないほど嬉しそうな顔つき。
◇君子三楽(くんしさんらく)
君子の三つの楽しみ。両親、兄弟が元気に暮らしていること、行いが天に恥じるところがないこと、
天下の英才を集めて教育することの三つを言う。
説:「君子」は教養や徳の高い人格者のこと。
◇君子豹変(くんしひょうへん)
君子が自らの過ちをただちに改め、すばやく善に向かうこと。転じて、態度や思想が急に変わること。
説:豹のまだら模様のように鮮やかにはっきりと、君子は過ちを認め善に向かう意。
もとは良い意味だったが、今では変わり身の早さを悪い意味で表わす場合にも用いる。
◇鶏口牛後(けいこうぎゅうご)
大きな組織の末端にいるよりも、小さな組織のトップになる方がよいということ。
◇鶏群一鶴(けいぐんいっかく)=鶏群孤鶴(けいぐんこかく)
多くの凡人の中に、一人だけすぐれた人が混じっていることのたとえ。
説:鶏の中に一羽だけ鶴が混じっているという意から。