1950年代の西武鉄道の車両見直し、今回は新宿線です。
池袋線と違って通学に利用した訳ではないのですが、この時は頑張って多数撮影しました。
西武新宿線の車両は5月3日に上石神井で撮影しました。
1.モハ151形は1927~28年に川崎車両で製造され、同系列の制御車クハ1151形とペアを組んで運転されていました。
モハ161号車。

2.モハ158号車。

3.クハ1151号車。

4.モハ251形は1940年、梅鉢車両で製造された半鋼製車両で、撮影当時は1927年製の木造(木製)車両クハ1251形とペアを組んで10組が運転されていました。
写真はモハ252+クハ1252号車の編成。

5.クハ1252号車。

6.モハ311形は新宿線にも使用されていました。
写真は先頭車が国鉄時代はモハ30形か31形系であった車両が種車の編成で後部は40系であった車両です。

7.モハ311形。
312号車、張上げ屋根タイプの車両です。

8.国鉄から譲渡された20m車は西武鉄道では少なく、このクハ1421形のクハ1421号車は鉄道ピクトリアル誌によると廃車になったモハ63057号車との記事があります。

9. 一方、木造(木製)の国鉄サハ25形を借り受け、その後払い下げて西武鉄道池袋線、新宿線でサハ2001形として最終的には合わせて8両、運転されていました。
私も池袋線で通学時、乗車した記憶があります。
写真は2007号車です。

10~12.
西武新宿線用電気機関車を私が見たのは、この撮影時だけで、夫々については良くわかりません。尚、塗色は1号車、ED221号車は黒だったと記憶しています。
写真は順に電機1形1号車。 E31形E31号車。 ED221号車。



「みたち」さん、前回の記事についてのコメントありがとうございます。
西武鉄道作成のs26.6.1現在の車輛一覧表、出てきたので確認をしましたが経緯までは分かりませんでしたのでピクトリアルの1992年5月増刊号で確認させていただきました。これからもよろしくお願いします。
次回は多摩湖線他です。