しもじゅんブログ

感じたことを、つれづれなるままに書いていきます。

松本養護学校視察

2015年08月01日 | Weblog
松本養護学校視察

7月13日、14日に15名の会派(信州・新風・みらい)で県内視察を実施しました。
なかでも今回は、来年より「中信地区特別支援学校整備計画」(案)が発表されたことにより、会派として、直接保護者の皆さんの声をお聞きしたいという思いから、松本養護学校にて県政対話集会を開催することにいたしました。
17名にも及ぶ保護者の方々から、ご意見をお聞きすることができました。
各ご要望を私なりに、下段にまとめてみました。

施設の不備もいくつか拝見しました。
駐車場の不備やら、校庭の状態など、考えさせられることが多かったわけですが、特に、寄宿舎の水回りは、時代遅れです。
早急な対応が必要だと感じました。

生徒数が200名を超えて大変だという声を直接お聞きすることができたことは、大変良かったと思います。
しかし、直接県政を担当する議員と対話する機会は、そう多くはありません。このような機会をより多くの方に利用していただける機会を増やして行きたいと思うのと同時に、ご意見を頂戴出来る方法についても探っていきたいと思います。
参加される保護者の皆さん、関係者の皆さんが、もう少し参加いただけるともっとよかったと思います。

(要望)と解答、感想
1,新入生については、山辺教育センターで相談している。しかし2~3の相談だけで決定されるの
ではなく、日頃の生徒の状態を見た上で、居住地なども考慮し、相談に乗ってほしい。
ーこの点はその通りだと思います。当然日頃の状況を把握した上で、判断していくものです。
2,松本養護には、給食体制が整っているが、寿台養護は中信松本と一体的な運営を行っているの
で給食への体制は整っていない。 体制を整えてください。
ーこの点は、 3年後に村井に移転する、国立病院が統合する時期に給食体制の見直しを図ってい
く。
ー給食体制とともに、スクールバスについても検討しいく必要があります。
3,養護学校の過密化を解消するには、市町村との意見交換も重要である。
4,高校生にとっては、将来の見通しが必要であり、そのためには就労支援体制の充実が必要。
ー現在は、中学校が普通校から来た生徒が優先されているような気がする。
ー発達障害児専門の高校生支援学校、支援学級の新設が必要である。現在は、公立高校に支援学
級がない。
ーボーダーライン childは、普通高校に支援学級がないため、松本養護学校に来ることになる。公
立での受け入れが必要である。
・・・大変重要な視点であります。難しい問題ではありますが、今後の活動に反映してまいりたいと思います。
ー一人でも多くの卒業生が、一般就労できる高等部のあり方を考えて欲しい。
・・・就労は大変でしょうが、多くの企業に支援していただけるように、企業へのご理解を勧めてまいりたいと思います。
5,養護学校へのスクールバス?親が付き添う必要がある。第三者か教員で対応できないものか?
ー?を確認の上で、対応してまいりたいと思います。