1.介護保険とは
介護保険とは自分や家族が介護が必要になった時に、税金で補助してくれる国の制度になります
例えば、60歳以上の母親が介護が必要になって、介護ヘルパーを頼む時に使ったり
40歳以上で病気や障害で介護が必要な人にも使われたりします
2020年現在、介護保険は2~3割の負担で使えるため
健康保険同様、とてもお得な制度になっています
しかし、少子高齢化の為
負担は少しづつ増えていくと思われます
そして
介護保険は国の保険になっていて
社会保障の中にある
社会保険の中の一つになります
他には医療保険や年金制度も
社会保険になります
言葉だと分かりづらいので
わかりやすく表にしてみました
ちなみに
- 公的扶助(こうてきふじょ)・・・生活保護などを担当
- 公衆衛生・・・自殺者が増えるなど問題が起きない様にしたり、最近では中国の新型肺炎(コロナウイルス)などの問題が起きない様に環境を整えるのが仕事
- 社会福祉・・・子供関係の保育所を作ったり、児童手当関係
となっています
教科別 介護保険についてはこちら ⇩
https://sharou.site/nursing-care-insurance-subject/
2.介護保険料とは
40歳になったら健康保険、国民年金、厚生年金の他に介護保険料も支払うことになります
給料から源泉徴収して
介護保険料と健康保険料は一緒に支払うため
実感としては薄いかもしれませんが
老人になっても、介護保険を自分で使っても、年金をもらっていても
一生支払う税金になっています
介護保険料は都道府県により町々ですが、
令和1年の2019年で高いところは8000円位で安いところは3000円位です
平均だと大体ひと月5000円位になります
都道府県別はこちらに貼っておきます ⇩
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat330/sb3150/r02/r2ryougakuhyou3gatukara/
参考リンク:全国健康保険協会の保険料額表(令和2年)より
介護保険の支払方法
会社員として働いても、自分が介護保険なんて支払っているか
よくわかっていない人もたくさんいると思います
それはなぜか?というと
支払方法が年齢や立場によって違うからです
[box03 title="介護保険の納付方法"]
・~40歳まで → 支払いなし
・40歳~64歳(定年)まで → 毎月、給料で源泉徴収されて健康保険に含まれて一緒に支払っています
・65歳~74歳まで → 基本的には年金から天引きで納付(特別徴収)
・75歳~(後期高齢者)~死ぬまで →
年金が18万円を超える人はもらっている年金から天引きで納付(特別徴収と呼ぶ)
年金が18万円以下の人は納付書が家に届いて、市町村に納付する(普通徴収と呼ぶ)
※天引きされることを特別徴収と呼び、納付書が家に届いて自分で納付することを普通徴収と呼びます。逆じゃないの?と思われるかもしれませんが、徴収する側から見ているのでこれで正しいです。ちなみに普通徴収でも口座振替が出来るようになっています
また
会社員の扶養に入っている妻や子供は払う必要はありません。夫の分で全員払っていることになっています
[/box03]
まとめ
・介護保険・・・国民年金や健康保険と同じ様に国の保険。一般的には60歳以上、障害や病気の場合は40歳以上で使えます
・介護保険料・・・40歳以上~死ぬまで支払う社会保険料になります
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