「サステナビリティ保証：何が期待されるか」の翻訳の公表について
国際会計士連盟（IFAC）から2024年6月26日に公表された「サステナビリティ保証：何が期待されるか（原題：Sustainability Assurance: What to Expect）」というチラシ（全1ページ）の日本語訳が、日本公認会計士協会ウェブサイトで公開されています。
少し気になった箇所。
「除外事項付意見（結論）は、財務諸表監査では一般的ではないが、新たな報告及び保証の要求事項の初度適用で発生する可能性がある*。」
「* 例えば、サーベンス・オクスリー法のもとでの財務報告に係る内部統制に対する監査人の否定的意見は、初度適用当初、現在のレベルの２倍だった。」
最初は、限定付が一定割合出てきてもしかたがないという考えのようです。（といっても日本の会社も監査人もまじめなので最初から無限定を狙うのでしょう。）
原文はこちらから。
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Sustainability Assurance: What to Expect
As policymakers and regulators move with pace to introduce new, mandatory requirements for both sustainability reporting and its assurance, IFAC is taking steps to help all sustainability information users—including the accountancy profession, market regulators, preparers, and investors—understand and prepare for what high-quality sustainability assurance will look like by publishing Sustainability Assurance: What to Expect. Further, IFAC calls on all sustainability information users to engage with one another and develop a shared understanding of, and commitment to, high-quality sustainability assurance.
「政策立案者や規制当局が、持続可能性報告とその保証の両方に対する新しい必須要件の導入に迅速に取り組む中、IFAC は、「持続可能性保証: 期待されるもの」を出版し、会計専門家、市場規制当局、作成者、投資家を含むすべての持続可能性情報ユーザーが、高品質の持続可能性保証がどのようなものになるかを理解し、準備できるよう支援する措置を講じています。さらに、IFAC は、すべての持続可能性情報ユーザーに対し、相互に関与し、高品質の持続可能性保証に対する共通の理解とコミットメントを築くよう呼びかけています。」（上記のグーグル翻訳）
