会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

パチンコ店「ガイア」40億円所得隠し 国税局が指摘(朝日より)

パチンコ店「ガイア」40億円所得隠し 国税局が指摘

パチンコ店チェーン会社とそのグループ企業約20社が、税務調査で計40億円の所得隠しを指摘されていたという記事。

「関係者によると、ガイア本社とグループ企業の約20社は従業員の給与を水増ししたほか、役員の個人的な支払いを会社の経費に計上。経費を水増しし、利益を圧縮していたという。」

いかにもありそうな不正です。

そのほか、グループ間での利益付け替えもあったようです。

パチンコ大手、40億所得隠し…利益付け替えも(読売)

「関係者によると、ガイアやグループ企業は、架空の役員給与を計上したり、役員の個人的な支出を経費に計上して法人所得を圧縮。また、グループ間で、利益の大きい企業から少ない企業に利益を付け替える「利益調整」を行うなどしていたという。」

一方、別のパチンコ・チェーンは、先日当サイトでも取り上げたように、香港上場の準備を着々と進めているようです。

パチンコ大手、香港上場へ正式手続き開始 経営内容公開(朝日)

「パチンコ店を全国展開する業界大手のダイナムジャパンホールディングス(本社・東京都荒川区)は9日、香港証券取引所への上場に向けて正式な手続きに入った。香港証券取引所は同日午前、ダイナムが提出している今年3月末の決算内容(売上高約9千億円など)や出店計画、日本国内のパチンコ店業界の状況などを個人投資家向けにホームページで公開した。」
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