会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

【スクープ】農林中金が7800億円の最終赤字見通しで、農協などに増資に向けた協力を要請!5年間は無配の見込み(ダイヤモンドオンラインより)

【スクープ】農林中金が7800億円の最終赤字見通しで、農協などに増資に向けた協力を要請!5年間は無配の見込み(記事の一部のみ)

農林中金が7800億円の大赤字になるという記事。(2025年3月期の話のようですが、2024年3月期の決算もまだ発表されていないようです。)

「農林中央金庫が2025年3月期に7800億円の最終赤字に陥る見通しを示し、農協などに増資に応じるよう要請していることがダイヤモンド編集部の調べで分かった。農林中金は同期以降も159~1894億円の赤字が5年間、続くリスクシナリオを示しており、その間は農協への配当がゼロになる見込みだ。JAグループでは共済(保険)事業の低収益化が経営問題となっており、赤字農協が続出している。農林中金の経営悪化はさらなる追い打ちとなりそうだ。」

「JAグループでは、2008年のリーマンショックで農林中金が約6000億円の赤字に沈んで無配となり、農協などが増資を迫られたトラウマがある。だが、今年5月に出回っていた同内部資料には、リーマンショック時を上回る巨額赤字と増資要請の金額が並んでいたのだ。」

半期決算は黒字だったようです。

農林中金、4〜9月期純利益15%減 債券評価損3兆円弱(日経)

「農林中央金庫が16日に発表した2023年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比15%減の1443億円だった。欧米の金利上昇や円安で運用収益は増えたが、外貨調達コストの上昇を補えなかった。

有価証券の評価損益は23年9月末時点で2兆5300億円の含み損。6月末の1兆2200億円から2倍以上に増えた。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めによる米金利の上昇により、外債を中心に債券の評価損が3兆円弱に膨らんだ影響が大きい。」

当サイトの関連記事(リーマンショックの時の赤字について)

10年以上も経つと、失敗を忘れてしまうものなのでしょうか。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事