「臨時株主総会 招集ご通知」(PDFファイル)
監査役解任のために臨時株主総会を開催するオリジナル設計(東証スタンダード)の総会招集通知(2023 年 6 月 22 日)。
2023年7月7日に開催予定です。
解任理由を、以下のような項目に分けて説明しています。
1 監査役間における監査役報酬の協議における不適切な対応
2 監査役としての品位・信頼を損なう言動
3 監査役会における事実と異なる報告
4 当社の判断
1の監査役報酬の問題が一番大きいようです。詳細に記述されています。3は、会計監査人との契約に関するものです。2は、監査役就任前の行為を問題にしていますが、具体的にどういう言動があったのかは、詳しく説明されていません。5月のプレスリリースでは、「監査役としての 品位を損なう、職務の範囲を超えた発言・強圧的な振る舞い」を最初にもってきていましたが、理由の順序を変えたようです。
1の冒頭部分。
解任理由では、代表取締役との協議がないことを問題にしているのではないと断っています。しかし、他の2名の監査役の意向を無視し、自分だけ報酬大幅増額で「お手盛り」とも評価されるべきものと批判しています。
解任対象の監査役の反対意見も載っています。それを読む限りでは、この常任監査役とある専務取締役との関係が、監査役就任前からこじれていたような印象です(前任の常任監査役よりも報酬を引き下げられかけたことがきっかけ?)。2に関する反論は、「問題があれば打診、 選任、同意もないと考えます」などで、それはそのとおりでしょう。