会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

PwC Japan有限責任監査法人、業務開始と執行体制を発表(PwC Japan有限責任監査法人)

PwC Japan有限責任監査法人、業務開始と執行体制を発表

2023年12月1日に、PwCあらた有限責任監査法人とPwC京都監査法人が合併し、PwC Japan有限責任監査法人として業務を開始したというプレスリリース。

同日付の法人概要、執行体制なども発表しています。

代表メッセージ(←これも更新されているようです。)

「PwCあらたとPwC京都は、同じPwCのPurposeを共有するネットワークファームでしたが、それぞれに特色を持っていました。PwCあらたには、グローバル展開する企業への監査の実績と、監査業務から得られた知見を活用した、監査を受嘱していない企業への会計・内部統制、ガバナンス・リスク・コンプライアンス、デジタル、サステナビリティに関するアドバイザリー業務の実績が豊富にあり、またその経験を監査業務に活かすという監査・非監査の相乗効果を生み出す循環がありました。PwC京都には、ベンチャー企業から大規模なグローバル企業までの幅広い監査の実績と、IPOに関する監査・支援における豊富な実績がありました。統合により両法人の強みを取り入れることで、より変化に強い組織にすることができると考えています。

私たちがまず行うことは、監査業務の品質をより一層高めることです。PwCは世界中で共通の監査手法により、各国の事業環境を踏まえながらもグローバルで一貫した高品質の監査を提供しています。また法人運営についても、日本の監査法人ガバナンスコードに加え、グローバルな視点も意識した管理・確認・改善を図っています。私たちは、PwCグローバルネットワークを活用することができる唯一の日本の監査法人として、これからも一層、品質向上に尽力してまいります。」

12月1日の日経に大きな広告が出ていました。

PwC新法人12月1日始動、鍵代表代行「京都の事業を発展」(日経)(記事冒頭のみ)

「新法人の執行役代表代行に就任する鍵圭一郎氏(現・PwC京都マネージングパートナー)は日本経済新聞社のインタビューに応じ、「1つの法人となることでサービスの幅が広がり顧客のニーズにより応えやすくなる。京都の事業をこれからも発展させていく」と述べた。」

監査業界にもデジタル化の波 PwCあらたと京都が合併(財界)

「「規模拡大で効率的、効果的な業務運営ができるようになる」─。四大監査法人の一角を占めるPwCあらた監査法人代表執行役の井野貴章氏はこう語る。同法人はPwC京都監査法人と合併し、「PwC Japan有限責任監査法人」となる。

そもそも両法人はカネボウの粉飾決算事件で処分を受けた旧中央青山監査法人を源流とする。あらたは2006年に一部が独立する形で設立され、京都は旧中央青山から改称した、みすず監査法人の事実上の解体に伴って、みすずの京都事務所を母体に07年に設立した。」

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