会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

仮想通貨は本物の通貨にはなりえない(東洋経済より)

350万人の日本人がまがいものを買っている
仮想通貨は本物の通貨にはなりえない


国際決済銀行(BIS)の報告書などを根拠に、仮想通貨はまがい物だという記事。

仮想通貨の欠点がいろいろ挙げられていますが、その中で最も問題だと思われる点。

「仮想通貨を日々の決済に使うと、とんでもない量の電力が必要になる。BISによれば、ビットコインの“採掘”に使われる電力だけで、すでにスイスの年間電力消費量に並ぶ。米モルガン・スタンレーによれば、1ビットコインを作り出すのにかかるコストは8600ドル。つまり、現在の相場では採掘するたびに、約2500ドルも損が出る計算だ。仮想通貨は利用時にも大量の電力を消費するため、深刻な環境問題につながるとBISは警告している。」

日本政府(具体的には金融庁ということになります)が、仮想通貨を決済手段として合法化したことにも批判的です。

「金融とITが融合する「フィンテック」に乗じて、国際金融センターとしての東京の地位向上を狙ったのかもしれない。だとしたら、仮想通貨のような怪しげなブームに乗るべきではなかった。」

これで取り上げた解説記事の趣旨と似ています。

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