会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「ガイアの夜明け」が再びレオパレス21の不正を暴露(キャリコネより)

「ガイアの夜明け」が再びレオパレス21の不正を暴露 界壁補修調査1棟も終わっていないのに98%以上完了と発表

テレビ東京の番組が再びレオパレス21の不正を暴いたという記事。

不備物件のオーナーにインタビューして、不正発覚後の会社の対応などについて聞いたようです。

開示という点で問題と思われるのは...

「番組が独自入手した2012年の裁判に関する内部文書には、「当社の一番の懸念は、現時点で 『レオパレスが建築基準法違反』という記録が残ること」とある。先方の和解要求を100%受諾すれば、「本裁判において、『建築基準法違反』という文言は記載されない」と続いている。つまり、傷を残さないように早期和解を図ったことがわかる。

付随する問題は、同社がこれを公表しないまま、2013年11月に320億円もの公募増資を行っていることだ。投資家は界壁なし問題の事実を知らぬまま、レオパレスに高額出資したことになる。企業コンプライアンスに詳しい弁護士は、「大問題でしょう。(中略)本当の姿を知らないままマーケットは騙されて、その金額で売り買いが進んでいる」として、損害賠償請求ものだと番組で解説している。」
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