会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

自民・安倍総裁の政党支部、政治資金からキャバクラ代(朝日より)

自民・安倍総裁の政党支部、政治資金からキャバクラ代

自民党の安倍晋三総裁(次の総理?)が支部長を務める自民党の支部が、クラブやキャバクラなどでの飲食代として108万5150円を政治資金から支出していたという記事。

「県選管に出された政治資金収支報告書や、情報公開請求で入手した領収書の写しによると、同支部は09年1月~10年12月、安倍氏の地元の下関市のほか、福岡市や北九州市のクラブやキャバクラ、ラウンジ、スナックなど29店に計49回、108万円余りを支払った。1回あたりの平均は約2万2千円。」

「朝日新聞の取材に、同支部の会計責任者は「政党活動に必要な情報収集、意見交換を行う中で、マスコミの取材活動同様に関係者に応じてさまざまなシチュエーションが必要なことから飲食を含む支出も含んでいる。政治資金規正法の趣旨にてらして適正に処理している」と回答した。」

政治資金監査は何をやっているのかということにもなりますが、総務省の政治資金監査マニュアル(PDFファイル)によると、「政治資金監査は、会計事務に対して外形的・定型的に行われるもの」であり、「政治資金の使途の妥当性を評価するものではない」ので、基本的に何に使われようと問題になることはありません。政治活動の方法は自由ですから、キャバクラで名刺を配ることで政治活動を行うのを、監査人が否定することはできないということです。(次期総理の政治活動として品位に欠けることはたしかですが・・・)

こちらは現総理関連の疑惑です。

「首相を呼べ!」 実弟が政務調査費めぐり架空請求疑惑 百条委否決に憶測…(夕刊フジ)

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