親子で共謀…“26億円不正支出” 検察側「息子が困窮、父親に金の工面を依頼」 元社員の父親(63)は起訴内容を一部認める ヤマウラ巨額横領事件の初公判
大谷選手の元通訳による横領事件に対抗できるのは、最近の事件ではヤマウラの事例でしょう。刑事裁判の初公判が行われたそうです。
「総合建設業の「ヤマウラ」(本社・長野県駒ケ根市)を巡る巨額の横領事件の初公判が開かれました。業務上横領の罪に問われた経理担当の元社員は起訴内容を認めました。
業務上横領の罪に問われているのはヤマウラの元社員・××××被告(63)と長男の会社役員・××××被告(35)です。
起訴状などによりますと、2人は共謀のうえ、××被告が経理を担当していたヤマウラの子会社の口座から6億5000万円余りを不正に引き出し、横領したとされています。」
「検察側は冒頭陳述で、犯行のきっかけは××被告が勤務先の建機レンタル会社で業績を上げようと取引先への値引きや接待で困窮し、父親の××被告に金の工面を依頼したことだったと指摘しました。
不正に送金された金は××被告が総合格闘技イベントの運営会社への貸し付けや自身のクレジットカードの支払いなどに充てていたということです。」
これが数百万円なら同情しないでもありませんが、26億円というのは親ばかにもほどがある...
当サイトの関連記事(2024年2月)(逮捕時の報道など)
会社は、4月に東証に「改善状況報告書」を提出しています。
東京証券取引所への「改善状況報告書」の提出に関するお知らせ(ヤマウラ)(PDFファイル)
不正発覚のきっかけは...
会計監査人が登場しています。
ほぼ一年前の出来事です。今年の3月決算でも、どこかの会社でこういうことがあるのでしょうか。