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本誌独占/エルアイイーエイチ前社長/あの福村康廣が「2度目の絶体絶命」(FACTAより)

本誌独占/エルアイイーエイチ前社長/あの福村康廣が「2度目の絶体絶命」(期間限定で無料公開)

エルアイイーエイチ(東証スタンダード)の前社長のことを取り上げた記事。いろいろといわくのある人物のようです。

「一般には馴染みの薄い福村氏だが、仕手株界隈では20数年前から注目され続けている人物だ。LIEHという社名も、6年前まで名乗っていた「東理ホールディングス」(東理HD)の方がぴんと来る向きが多いだろう。その福村氏が絶体絶命の窮地にある。会社資金の不透明な出金を巡って社長を解職され、昨年12月20日の臨時株主総会では取締役の座をも解任された。これは同氏にとって特別背任の濡れ衣を着せられた16年前に続く2度目の危機である。」

東理HDとの関わりでは、同氏は警視庁によって逮捕され、特別背任を問われましたが、2011年に無罪判決が確定したそうです。

「いったん退いた東理HDの社長に福村氏が復帰したのは12年6月。エス・サイエンスでも18年、役員に復帰した。そうしたところ、祖業を放棄し食料品事業などで細々と食いつないでいた東理HD改めLIEHに思わぬ大金が転がり込む。24年5月、「業務スーパー」の地域フランチャイズとして業績堅調な主力子会社を、56億円でG-7ホールディングスに売却することが決まったのだ。前後から福村氏の横暴な振る舞いに拍車がかかる。30億円を自身の管理口座に送金し、G-7株を買い占めるよう指示。子会社売却先を逆に乗っ取ろうと考えたのかもしれない。これが他の役員に否決されると、福村氏は銀行印を勝手に改印。計12億円を個人口座などに出金してしまった。

結果、部下による不意のクーデターにより社長の座を追われたのは昨年8月23日のことだ。経理畑の下岡寛社長ら反乱派が水際立っていたのはむしろその後。総会決議不要の簡易株式交換で旅行会社など2社を買収。それにより福村氏の株式保有割合は約4割から約3割に低下した。筆頭株主にありながら福村氏が臨時株主総会で追放の憂き目に遭ったのはそのためだ。」

当サイトの関連記事(エルアイイーエイチにおける同氏の暴走を解説した報道など)

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