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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

【スクープ】アクセンチュア対抗策の不発、営業力低下、“社員ファースト”の弊害…デロイト内部資料が明かす業績悪化の「病根」(ダイヤモンドオンラインより)

【スクープ】アクセンチュア対抗策の不発、営業力低下、“社員ファースト”の弊害…デロイト内部資料が明かす業績悪化の「病根」(記事の一部のみ)

(有料記事のため一部しか読めていませんが)ダイヤモンドの暴露記事に対して、デロイトトーマツが内部で反論文書を出したそうです。

「デロイト トーマツ コンサルティングに関する一部報道について――。

デロイトは11月24日、社内のイントラネットでパートナーなど幹部向けにそう題した通知を出した。一部報道とは、明示されていないものの、同日にダイヤモンド・オンラインが配信した『【スクープ】デロイトが内部崩壊!“予算未達ドミノ”で大幅下方修正、「禁じ手」人員削減リストラ計画の全容』の記事を指すとみられる。

デロイトの佐瀬真人社長と、上部組織であるデロイト トーマツ合同会社の木村研一グループCEO(最高経営責任者)の連名で出された通知は、記事に対してこう反論した。

「事業推進にあたり業績の精緻な予実管理を行うと共に、事業環境の変化に合わせての大胆な施策を厭わない姿勢に対して、その動きを表面的に捉え、偏った記事が掲載されていることは誠に遺憾です」

反論では、業績悪化については触れられておらず、「事業環境の変化」が存在するという点が強調されている。」

外部に対しては反論のリリースは出していないようです。「偏った記事」という批判ですから、ダイヤモンド記事上の事実関係に間違いはないということでしょうか。

今回の記事では、編集部が入手したという10月のパートナー会議で示された内部資料も使って、いろいろ書いているようです。

「ダイヤモンド編集部は、パートナー会議で示された内部資料を入手した。次ページでは、佐瀬氏が挙げた、業績悪化の七つの原因の詳細を明かす。原因には、アクセンチュア対抗策の不発に加え、組織の対立や肥大化などを背景とした営業力低下などが挙げられている。」

「実は、背景にはトップが推し進めた経営方針などの弊害がある。プロジェクトへの配属を断る「アサイン拒否」の多発なども引き起こした人事戦略の失敗についても深掘りし、“病根”の根深さを明らかにする。」

詳しくはダイヤモンドの記事をご覧ください。(タイトルの「社員ファースト」は、従業員ファーストという意味ではなく、パートナー・ファーストという意味でしょうか。それとも、従業員ファーストが行きすぎたということでしょうか。)

デロイト トーマツは「People First」をスローガンにしているそうです。

実現したい夢の解像度を上げる デロイト トーマツの「People First」

「「デロイト トーマツはグループとしてPeople Firstという人材育成環境のコンセプトを推進しています。これは自身の内側から湧き上がる成長意欲を大切にし、心に火を点け、何かを為したいという熱意をもって一人ひとりが活動してほしいという願いです」

そう話すのはデロイト トーマツ グループ COO(Chief Operating Officer)の長川知太郎だ。彼が思い描く熱量には、まだ届いていないと現状を話す。

「これは私たちのフォローがまだ足りていないということでもあるのでしょう。ただ、一方的な情熱の押しつけになってはいけない。そこでPeople Firstでは心理的安全性を保つことを第一としました。そして、それは実現できていると感じています。今はデロイトトーマツという場で、それぞれが個を磨き上げ、社会課題を解決していくために自発的に動けるようにしていくという第二段階に入っています」」

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