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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

ワイン投資ファンド運用会社が破産申請 負債40億円超(朝日より)

ワイン投資ファンド運用会社が破産申請 負債40億円超

ワインに投資する投資ファンドを販売・運用していた「ヴァンネット」という会社が、裁判所に破産を申請し、破産開始決定を受けたという記事。

「同社は2000年設立。昨年12月、投資対象のワインの在庫が帳簿より大幅に少ないことが発覚し、同社が外部の弁護士に調査を依頼していた。

調査の結果、同社の社長が08年以降、ワインの取引状況や在庫について、社内にうその報告をしたと認めたという。関東財務局は同社からの報告を受け、昨年12月25日、同社の登録を取り消し、業務改善命令を出していた。」

株式会社ヴァンネットに対する行政処分について(2015年12月)(関東財務局)

「当社は、欧州等において将来値上がりが期待されるワインを買付け、当該ワインの売却益の一部を配当することを内容とする権利(以下「ファンド」という。)の取得勧誘を行っている。

当社から提出された報告書等によると、当社は、これまで複数のファンドの取得勧誘を行っているが、過去に償還を迎えたファンドにおいては、別のファンドの資金を流用することにより、実際の運用実績とは異なる高い運用利回りで償還金等を支払っていた。さらに当社は、こうした状況を認識しながら、新たなファンドの取得勧誘を行っていた。」

ファンドの運用成績を粉飾し、ポンジスキームを行っていたようです。

ヴァンネットのサイト

https://www.vin-net.co.jp/
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