コロナ補助金承認遅れで経営悪化 北浜グローバル経営が破産申請
大阪の北浜グローバル経営という会社の倒産記事(破産申請)。
無名のコンサル会社にしては、大きな負債です。
「帝国データによると、負債総額は令和5年3月期の時点で約20億5300万円。北浜グローバル経営は平成24年に設立し、主に中小企業向けの補助金・助成金などの支援策を活用するためのコンサルティングを請け負っていた。
令和2年3月期の売上高は2憶2千万円だったが、コロナ禍の企業支援によって事業が急拡大した。本店事務所を大阪梅田ツインタワーズ・サウスに移転し、スタッフも増員。5年3月期には売上高35億8500万円となっていた。」
破綻の原因は...
「政府がコロナ関連の補助金・助成金の審査を厳格化したことで、交付が遅れたり、申請が却下されたりするケースが増加。人件費や家賃負担が先行し、資金繰りが急速に悪化していた。」
ちなみに、新日本監査法人の大阪事務所が、大阪梅田ツインタワーズ・ノースに住所があるようです。
倒産・注目企業情報 北浜グローバル経営(株)(東京商工リサーチ)
「「新型コロナウイルス」感染拡大以降は、ものづくり補助金やIT補助金等の申請支援の依頼が増加傾向にあり、2023年3月期は売上高35億8583万円を計上した。しかし、業容拡大に伴い人員を増加したことで経費負担が過大となり、資金不足に陥った。その後も、資金繰りは好転せず、事業継続が困難なことから今回の措置となった。」