新日本監査法人は、「監査品質に関する報告書2022」を、2022年11月1日に公表しました。
経営およびガバナンス体制、品質管理、人材育成など、監査品質を追求する取組みをまとめたとのことです。100ページ弱のパンフレットです。
以下のような内容です(目次より)。
冒頭の監査品質指標概要より。
このうち、平均執務時間の社員・職員別の数値。
社員の方が1割弱多いようです。水準としては、トーマツより若干短いようです。
EYネットワークについては、コンサル部門との分割が計画されていますが、今回の文書では、詳しくはふれていないようです。
「今後、EY新日本が属するEY Japanの組織体制は、将来を見据え、大きな変化に向かいます。これらの変革はダイナミック に変わり続ける社会に率先し、クライアント企業の皆さまに高品質の付加価値をもたらすサービスを提供し続ける姿勢の強化 につながっていきます。私たちは、引き続き皆さまからの信用と信頼をいただける事業体制のあり方を追求してまいります。」(EY Japan CEOのコメントより)
末尾で、監査法人ガバナンスコードへの対応状況がまとめられています。
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