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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

年頭所感(日本公認会計士協会)

年頭所感

日本公認会計士協会会長による年頭所感です。

「常に自らの改革をしながら、努力を積み重ね、その努力の結果、公認会計士が、一足先のテクノロジーとイノベーションを追い求め、高品質の各種の業務を提供し、世界の舞台でも我が国の舞台でも、様々な経済ビジネスシーンにおいて、重要なキープレイヤーの一員としてリードする存在となることが私の思いです。」

「昨年は「監査法人のガバナンス・コード」が策定され、現在その適用が進められていますが、本年は、監査報告書の長文化(透明化)についての検討も進められています。識別したリスクと実施した監査手続の概要を積極的に記載する監査報告書の長文化は、投資家にとって有用な情報になるのではないかと思います。監査の品質を投資家にアピールする良い機会として前向きに取り組んでいければと思います。

さらに、今後の将来像としては、最近よくいわれる「ブロック・チェーン」によって、財務データのそのものの在り方が変わるのではないかと言われています。そのような変化を受けて、公認会計士が信頼性を付与する監査はどのようになっていくのかも考えておく必要があると思っています。」

「昨年、私が大学生向けに講演した際に、「公認会計士は人工知能(AI)に取って代わられ、なくなってしまうのか」と、大学生たちが真剣に不安を感じていることがわかりました。確かに、テクノロジーの進化により、私どもの業務も変わっていきますが、AIに取って代わられるのではなく、公認会計士は、AIの活用により、経営者との議論や、専門家としての判断業務に集中していくべきと思っています。」

その他、取り上げている項目は...

・社会福祉法人に対する会計監査
・地方公共団体の会計改革
・コーポレート・ガバナンス・コード(公認会計士を社外役員に選任する上場企業も増加)
・「持続可能な開発目標(SDGs)」の取組み
・公認会計士の受験生の増加、若年層への教育、資格の魅力向上策
・ダイバーシティー
・会計基礎教育推進
・透明性、発信、対話の向上
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