法人税など7300万円脱税、空調設備会社と前会長を告発…所得を隠し自宅金庫に数千万円
「大森組」という東京都板橋区の空調設備工事会社とその前会長が法人税法違反などの疑いで告発されたという記事。
よくありそうなパターンですが、架空外注費などで法人税と消費税を脱税していたそうです。
「関係者によると、同社はビルのエアコン工事などを受注して多額の利益を上げていたが、金額を水増しした請求書を取引先に作成させて架空の外注費などを計上。2021年5月期までの3年間に約1億9500万円の所得を隠し、法人税約5200万円を脱税した疑い。仕入れにかかる消費税を過大に計上し、消費税約2100万円の納税を免れた疑いもある。」
年10億円程度の売上があったそうですから、それなりの規模の会社です。
空調工事業者を告発 法人税など7300万円脱税容疑―東京国税局(時事)
非上場会社ではめずらしいと思いますが、会社から発表文が出ています。
こちらは、沖縄の内装業者(個人)の脱税です。売上を除外していたようです。
売り上げを過少申告 8500万円の脱税容疑で内装業者を告発(NHK)
「沖縄国税事務所によりますと、2人は共謀して平成29年から令和元年までの3年間に、内装業での売り上げ金額の一部を申告しないなど、およそ2億1700万円の所得を隠し、およそ8500万円を脱税したとして所得税法違反の疑いがあるということです。」