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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「ライバー」女性が“投げ銭”1億1900万円を無申告「忙しくて…」 インフルエンサーらコンテンツ配信事業者で平均2000万円超の申告漏れ(FNNより)

「ライバー」女性が“投げ銭”1億1900万円を無申告「忙しくて…」 インフルエンサーらコンテンツ配信事業者で平均2000万円超の申告漏れ

個人のコンテンツ配信事業者の申告漏れが増えているという記事。

「1件あたりの金額が多い上位10業種でも「経営コンサルタント」、「ホステス・ホスト」に次いで「コンテンツ配信」が初めて入り、申告漏れの平均額は2381万円にも上った。」

1億円超の所得を全く申告していなかった事例。

「あるアプリでトークのライブ配信を行っていた女性が、大阪国税局から約2100万円の追徴課税を受けた。

「ライバー」は、アイテムやギフトなどと呼ばれる視聴者からの投げ銭を主な収益源としているが、この投げ銭ももちろん課税の対象となる。

しかし、女性は、4年分の投げ銭1億1900万円もの所得を一切申告していなかった

女性は「忙しくて確定申告をしていなかった」という趣旨の説明をしたという。」

これは別の女性のケース。

《あられもない姿で2億円荒稼ぎ》脱税で刑事告発された40歳女性コスプレイヤーは“過激配信のパイオニア”(Newsポストセブン)

「「××氏は、『岡田ゆい』の名義で活動し、X(旧Twitter)で30万人以上のフォロワーを抱えています。一昨年までの3年間でおよそ2億1300万円の所得があったものの、申告しなかったといいます。不正に得た資金は預金していたとのことです」(全国紙の社会部記者)

ある会員制サイトで、“岡田ゆい”には43万人を超えるファンがついていた。プロフィール欄では、「普段は真面目なお仕事してる素人レイヤー」と自己紹介し、“お試し”とした無料プランのほかに、月会費1500円の「えちえちプラン」と、月会費3000円の「ぷれみあむプラン」を設けていた。」

摘発が少ない理由は...

「YouTubeを含め個人事業主の配信者は、確定申告をしない人が多い。『これくらいの収入ならよいか』と軽視しているケースも多いでしょう。しかし、大人向けのジャンルだと、個人によるコンテンツ制作でも莫大な利益を得ている場合があります。その多くは銀行口座を使用しているので、国税当局の把握は容易ですが、一件一件の捜査に多くの人手と年単位の時間がかかるため、費用対効果の面から全部に対応しきれないのが現状です。...(前出・社会部記者)」

本人のコメント。

「NEWSポストセブンの取材に対し、××氏は、「国税局からの指摘に従い、修正申告の上、納税を済ませております。今後は適正な申告・納税を行ってまいります」と回答した。」

当サイトの関連記事(国税庁発表の所得税税務調査の状況)

(国税庁資料より)

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