宮内庁の侍従職職員が、内廷費から約360万円盗んだとして懲戒免職になったという記事。
「宮内庁は1日、天皇ご一家の側近部局の侍従職職員が、ご一家のお手元金計360万円を盗んだとして、懲戒免職処分とした。20代の係員級で、2023年11月から今年3月、宿直勤務中に皇居内にある事務室で保管していた現金を繰り返し盗んでいたという。
職員は「金に困り、生活費に充てた」と説明している。
お手元金は、天皇ご一家の日常費用などに充てられ、「内廷費」として年間で3億2400万円が支出されている。宮内庁によると、内廷費が窃盗被害に遭ったのは初めてという。」
徹底的に身辺調査をやったうえで採用しているのだと思いますが、それでも不正が起きるということは、普通の職場ではなおさらでしょう。
天皇ご一家のための費用360万円を窃取 宮内庁職員を懲戒免職(朝日)
「内廷費とは、天皇、皇后両陛下と愛子さま、上皇ご夫妻の日常の費用などに充てられ、年間3億2400万円が支出されている。同庁は今回、内廷費を管理していた侍従職の40代の課長補佐級職員についても、「帳簿と残高の照合をせず、適切な管理を怠った」などとして減給処分とした。」
最近の横領事件の報道より。
30代男性職員が少なくとも2000万円横領発覚で懲戒解雇 硫黄山MOKMOKベースなど運営「弟子屈町振興公社」で(Yahoo)(HTB配信)
「関係者によりますと、横領したのは弟子屈町の第3セクター「弟子屈町振興公社」の30代の男性職員で、経理を含む総務事務を担当していました。
横領した金額は少なくともおよそ2000万円に上り、今後さらに増える可能性もあるということです。」
監査で発覚したそうです。
不祥事発生のお知らせとお詫びについて(弟子屈町振興公社)(PDFファイル)