会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

海外取引法人の所得隠し、過去最高に 申告漏れ全体も増(朝日より)

海外取引法人の所得隠し、過去最高に 申告漏れ全体も増

国税庁が法人税等の税務調査の状況を発表したという記事。海外取引がらみの指摘が多かったそうです。

「全国の国税局が今年6月までの1年間に実施した法人税の税務調査で、海外取引を行う法人に指摘した申告漏れは計2206億円で前年より23・7%増えたことがわかった。このうち悪質な所得隠しは計393億円で過去最高となった。

国税庁が5日発表した。「企業のグローバル化に伴った不正も見受けられる。積極的に調査したい」としている。」

国税庁の発表文

平成26事務年度 法人税等の調査事績の概要(国税庁)(PDFファイル)

「海外取引法人等に対する取組」が「主要な取組」のひとつに挙がっています。

こちらは上記発表文より、法人税調査による指摘額の推移。



法人所得自体が低迷していた影響か、下降気味のようです。
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