桧家住宅という名証2部上場会社が、引っ越し業者などから受け取ったリベートを収入から除外していたという指摘を税務調査で受けて修正申告したという記事。
ただし、リベートを受け取っていたのは従業員であって、会社の所得になるのかという点について、もめていたようです。
「桧家住宅は北関東を中心に63カ所の住宅展示場を設置し、営業活動を展開。関係者によると、同社の営業担当者は展示場を訪れて住宅を注文した顧客に引っ越し業者や建物解体、土地改良などの専門業者を紹介してリベートを受け取っていたが、所得として申告していなかったという。
リベートは紹介1件当たり5000~2万円程度で、現金手渡しのほか、個人口座に振り込まれたり、商品券で渡される場合もあったという。私的に流用されたとみられる。
同社は「営業担当者が個人で受け取ったもので会社は認知していない」と主張したが、国税局は「法人所得として処理すべきものを意図的に隠した」と認定し、仮装・隠蔽(いんぺい)行為に適用される重加算税の対象とした。70~80人の営業担当者がリベートを受け取っていたとみられる。」
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