クボタ10億円申告漏れ、一部は所得隠し 大阪国税局指摘（日経より）

クボタ10億円申告漏れ、一部は所得隠し　大阪国税局指摘

クボタが税務調査で、計約10億３千万円の申告漏れを指摘されていたという記事。

「このうち約２億４千万円は仮装・隠蔽を伴う所得隠しと認定された。」

「同社は茨城県内の工場の道路補修工事で、資産として計上すべき費用を経費として計上。一連の工事を複数箇所の補修として経費を計上し、故意に所得を圧縮したと認定された。」

一つの工事を分割して経費にしたということなのでしょう。

「このほか、国内の複数の工場で、保管していた製造設備補修用の部品をめぐる棚卸し資産の計上漏れなど、経理ミスによる申告漏れが計約７億９千万円あった。」

会計上の棚卸資産の金額も間違っていた？

クボタが所得隠し２．４億円　道路補修費、国税指摘（朝日）

「同社などによると、所得隠しと認定されたのは、農業機械を製造する工場敷地内の道路補修費。同社は「修繕が必要な複数の箇所を直した」と経費計上していた。しかし、国税局は「道路の機能や耐用性が上がっており、固定資産として計上すべきだ」と判断。「所得圧縮の意図で、一つの工事を複数の部分補修とした」と指摘した模様だ。」

記事の内容は日経も朝日もほぼ同じですが、見出しが、10億円と2億円とでは印象がかなり違います。