武蔵野東学園、卒業生らに7億円を請求 在学中に理事長を刑事告訴
武蔵野東学園という学校法人が、理事長を刑事告訴するなどした卒業生らに対する損害賠償請求訴訟を起こしたという記事。
請求額は7億2572万円で、今後増額する予定とのことです。
「学園関係者によると、卒業生は高等専修学校2年だった2024年1月、会議で松村氏に反発したことを理由に謝罪文を要求され、これを不服として6月に強要容疑で松村氏を刑事告訴した。学園側は25年1月に退学処分としたが、その後和解が成立。復学し、3月に卒業した。松村氏は3月に容疑不十分で不起訴となった。」
理事長は、ハズキルーペの経営者だそうです。
「ハズキルーペ」松村謙三会長(65)が「自閉症児と健常児の混合教育」で有名な学園の理事長に就任 保護者や教職員からは「学園を私物化されるのでは」との指摘も(2024年2月)(文春オンライン)
「「週刊文春電子版」はこれまで3回にわたり、同学園で松村氏が巻き起こした“騒動”を詳報(#1、#2、#3)。例えば、今年1月に高等専修学校において開催された「校則見直し会議」では、松村氏が主張する校則撤廃に異論を唱える女子生徒に向かってこう絶叫。
〈(泣いている女子生徒に)俺は恥をかかされた。君のお陰で。それを考えたことあるか? ここまで無償でやってる私に対して攻撃して、どんだけ嫌な思いして恥かいてるか、君、わかってるか。私のこと考えたことあるのか! どんな気持ちで話してるか!〉
さらに、松村氏は言い合いとなった生徒に対して、同学園を通じて退学させない代わりに謝罪文を提出するよう求めた。」
学校法人のプレスリリース。
自称「武蔵野東学園を守る会」のメンバー、高等専修学校卒業生親子、週刊文春記者に対して、7億2572万円の損害賠償請求訴訟提起のお知らせ(PDFファイル)
こういうひとを選んでしまうというのも、学校法人のガバナンスなのでしょう。