日本監査役協会との共同声明:「企業統治の一層の充実へ向けた対応について」(日本公認会計士協会)
2012-03-30
日本監査役協会及び日本公認会計士協会は、「企業統治の一層の充実へ向けた対応について」と題する共同声明を行いました(2012年3月29日付)。
「企業統治の一層の充実という要請に応えるために、監査役及び監査人は、相互の信頼関係と緊張感のある協力関係の下で真の連携をより深化させ、監査品質の更なる向上に取り組んでいく所存です。同時に、監査役及び監査人が、双方向からの積極的な連携を従前以上に強く認識し、それぞれの職務を確実に遂行することも重要であると認識しております。」
当面の施策として、監査役と監査人との連携に関する共同研究報告の見直し等を行うそうです。
会計士側からすると、監査役とのコミュニケーションがより重視されるという流れでしょう。もっとも、オリンパスのケースでは、粉飾の首謀者が監査役になっており、いくら連携しても無駄だったのかもしれませんが・・・。
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