第四 口頭弁論
1、訴えが提起され、訴訟が被告に送達されると、「口頭弁論」が開かれる(民訴法87条1項、139条)。
2、口頭弁論とは、原告と被告それぞれが、請求の内容である争いにかかわる事実を主張するための訴訟行為をし、また主張した事実が真実であることを証明するために証拠提出の訴訟行為をする形で、自分に有利と思われる言い分を裁判官の前に提出する手続をいう。
3、口頭弁論のために、口頭弁論期 . . . 本文を読む
学習テキスト
○民事訴訟の基礎理解(C)
1 手続としてみた民事訴訟の要点
第一 裁判所において進められる手続
・民事訴訟を理解するためには、基本として、裁判所において進められる法的手続である、という角度から民事訴訟を眺め全体の構成を把握する必要があることである。
【参考】
※民事訴訟
1、民事訴訟とは、私人間の生活関係に関する紛争(権利義務に関する争い)につき、私法を適用して . . . 本文を読む