トラフグ

今日も冬に戻っている沖縄。最高気温は17℃。やはり寒いです。全国的に寒いようなので、17℃は暖かいですね

先週の日曜日に「ダーウィンがきた」という番組で「トラフグ」の生態を紹介していたのですが、残念ながらルーター故障騒ぎで見逃してしまいました。トラフグは子供の頃から馴染みの魚だったので、とっても楽しみだったのに。
でも、今日再放送をしていたので、見ることが出来ました！
子供の頃から馴染み・・・というのは、夏に海で遊んでいると浅瀬にトラフグの幼魚がたくさんいて、子供でも簡単に掬えるのでよく掬って膨らませて遊んでいた・・・ことがあり、今思えばなんて残酷なことをしていたんだろうと、フグを見ると胸が痛む思い出があります。
トラフグは猛毒を持っているそうです。でも、毒が強すぎて、捕食されると捕食した方が即死してしまうので、「アイツを食べると危ない」という学習ができないので、襲われちゃうそうです。両者にとって無駄な毒。フェロモンの役割をしているそうです。
なので、とっても臆病。しかも、膨れるためにウロコをなくしたので細菌にも弱く、神経毒なので寄生虫にも毒が効かず、両者を駆除するために自分も危ないのに川を上っていくそう
さらに、卵を産むためにほとんど座礁状態で浅瀬の岩場に大集合　そこで孵化するから、ニンゲンのコドモにイタズラされちゃったわけですね　あんなに命がけで産んでるのに、本当に悪かった。。。
それにしても、身近な魚でも驚くような特技やがんばりを見せて生きているんですね。
コドモの頃遊んでいた海岸は、今や、やはりテトラポットで覆われてしまっています。あれじゃあ、卵は産めないのかな
やっぱり海岸線は自然のまま残してあげないと、いろんな影響があるんですね・・・。

写真は、なぜか枯れ落ちたハイビスカスの花に興味を示して、道の真ん中で遊んでいたネコです。

海風だいばーずのホームページはこちら

海風携帯サイトはこちら。

今日のダイビングの日記は海風アルバム