買ったら観やがれ!

集めに集めたDVDが溜まりまくり・・・
見てない作品も山ほどある。
そんじゃ、このブログで整理しましょうか。

ドラゴン怒りの鉄拳

2005年03月01日 21時08分09秒 | アクション
かのブルース・リーがドラゴン危機一髪に続いてロー・ウェイ監督と組んで放つ
国辱映画


ストーリーは総帥の亡くなった中国武道館「精武門」にわざわざ「東亜病夫」という看板を持ってケンカを売ってきた「虹口道場」の日本人たちにブルース・リーがブチ切れ!
単独行動でボコボコにしたから、さぁ大変!
一度は精武門に戻ったものの、調理場で恩師を毒殺した日本人と裏切り者を殺害!
やめりゃいいのに電柱に吊るす。
そこでまた逃亡ですよ。
もうね、アホかと・・・ ヴァカかと・・・・
お陰で精武門と虹口道場の関係は悪化!
復讐に燃えるブルース・リーは関係者を次々と血まつりにあげていく・・・
虹口道場の悪玉を倒し、精武門に戻った時に仲間は報復で皆殺し。
そして、悲劇のエンディング。

ハッキリ言えばストーリーは

腹巻き、出っ歯、お座敷ストリップ、「犬と中国人お断り」の看板。
日本人に対する軽蔑と偏見に満ちた描写。
レビューみてると、これとか黒い太陽731観て「日本がアジアに対して行った事に反省と謝罪を・・・」みたいなコメントみつけると、お前は娯楽映画を見る目がネーヨ!と小1時間問い詰めたくなる。

しかしだ・・・
しかしである・・・
ブルース・リーがカッコよすぎるのでOK!
この映画から怪鳥音を発するようになり、ヌンチャクも初登場!
全体的に流れるシリアスかつ悲壮感漂うブルース・リーのアクションには胸が熱くなること間違いなし!
特に最初の道場破りの場面における多人数の闘いの凄まじいこと!
倒れこみながらヌンチャクで攻撃するシーンはどうよ?
注目したいのがロシア人武道家を演じたロバート・ベイカーとの闘い。
彼はリーの弟子で1967年のロングビーチで彼の演舞相手を務めた。
なので、あの闘いは他の格闘シーンとはちょと違う!
腕ひしぎを噛み付きで切り返す場面は「ロングストリート」でも言及されてたな。
相手の喉に手刀でとどめを刺すのもガチな戦法で(・∀・)イイ!!  

さて、この映画で悪役の大ボスとなる鈴木


なんか「いなかっぺ大将」にいなかったか?

この人の目に見覚えはないだろうか?





大魔神の中の人、橋本力である。
この方は元々大映の俳優さん。



映画秘宝 ブルース・リーと101匹ドラゴン大行進
こちらに橋本氏のインタビューが載っていて興味深い。
もともとは勝新太郎がジミー・ウォング共演の「新座頭市 破れ!唐人剣」が縁で橋本氏に「お前、ちょっと香港に行って欲しいんだ!」と言われたのがきっかけ。
話の内容はわからず、台本もない。
なんでもアイデアを盗まれるから本にはしないんだそうです。
「お前は悪役でブルース・リー仇!だから憎たらしくやってくれ」としか言われなかったとか。
で、問題の悪役日本人たちが袴を前後逆にはいてる事に関して意見したら衣装さんに絶対これでいいんだ!と押し通されたんだそうです。
ブルース・リーの印象は
あのね、なんか、凄い俊敏な感じ。物凄くキビキビした感じのいい人でしたね。
これはやっぱりあの人がやってた武術の精神の反映なんでしょうね。
それですごく歓迎してくれて、おそらく「ニーハオ」って言ってくれてたんでしょうが、全然わからなかった。
との事。
ブルース・リーに蹴られた日本人!
すごく羨ましいぞ!

ちなみに彼がふっ飛ぶシーンの吹き替えはジャッキー・チェンが担当しました。

ジャッキーで思い出した!
この作品には続編がありました。
ローウェイ監督でノラ・ミャオ出演。
ジャッキーチェン 主演

新精武門
ぶっちゃけ、つまんねーです。
ノラ・ミャオがジャッキーを見てブルース・リーを思い出し
「似てる!似てるわ!あの人に・・・」って言いますが
全然似てませんって!

ラストは全員射殺でロー・ウェイってバカ?と本気で思いました。

リメイク版はリー・リンチェィが主演した。

フィスト・オブ・レジェンド
中山忍に萌え萌えです!(*゜∀゜)=3ハァハァ

さて、DVD紹介

ドラゴン怒りの鉄拳

映像特典には「死亡遊戯」のロスト・フッテージ収録。
ジェームズ・ティエンとチェン・ユアンが一緒に行動してるの動画が見れて当時、感涙しますた。
後に「死亡的遊戯」で全貌がわかります。
あと、香港版のブルース・リー作品5本の予告入り。
香港版「萌えドラ」こと「龍争虎門」の予告も観れるよん!


【ネタバレあります】

話を元に戻して・・・
怒りの鉄拳の衝撃のエンディングについて。
本当はあんなラストじゃなかったらしい。
この作品の中でブルース・リー演じるチャンは本当に多くの敵をぬっ殺してきた。
そこでリーはこう申しいれたそう。

「陳真はヒーローだが、人をたくさん殺した。人殺しが生き延びるのは社会正義に反する。彼も死なねばならないのだ」

あぁ、師父らしい意見だなぁ。
こうして、あの悲壮なラストになったんだそうです。
この時に流れるコーラスにはアグネス・チャンが参加していて事務所からの要請でサントラに入れる事できなかったって前述の本に書いてあったよ。

お茶~~っ!

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さいたま)
2005-03-03 01:55:33
>ドラゴン怒りの鉄拳

この映画だったっけかな?

役者が撮影中に散髪に行っちゃったせいで

途中から髪型が変わってしまってるシーンがあるのは(´・ω・`)



>ブルース・リーと101匹ドラゴン大行進

これ凄く観たいんですけど

どこにもないんですよねぇ。。。
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Unknown (さいたま)
2005-03-03 23:43:06
また変換ミスしてる…(;´Д`)

だめだこりゃ
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師父の髪型 (開帳)
2005-03-10 07:37:29
途中で変わっちゃうのはドラゴンへの道じゃなかったでしょうか?

ドラ道は実は燃えドラよりも好きな作品。

「101匹ドラゴン大行進」はファンなら是非一冊手元に置きたいところ。

ブルース・リャンとかニセモノ・ドラゴンに苦笑い・・・
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Unknown (さいたま)
2005-03-12 02:27:42
>ブルース・リャンとかニセモノ・ドラゴンに苦笑い・・・

シンデレラ・ボーイという映画にもブルース・リーの

偽者が出てきましたなw
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シンデレラ・ボーイ (開帳)
2005-03-12 04:21:06
ありましたねぃ。

ブルース・リーの幽霊が主人公を指導するんでしたっけ?

タン・ロンっちゅー韓国系の俳優さん。

タン・ロンっていえばドラ道の師父の役名じゃん!
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Unknown (さいたま)
2005-03-12 11:12:44
>ブルース・リーの幽霊が主人公を指導するんでしたっけ?

そうですそうですw

主人公の相棒のRJがいい味だしてた映画でした♪
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Unknown (Unknown)
2017-03-25 20:42:52
今のジャップは下劣で思い上がりが激しく差別主義が蔓延り
美少女動物園と右傾化で脳味噌が腐ってるから
まさしくこの作品のジャップと完全に一致している
まさにこの映画は爽快かつ伝説の映画であったと思い知らされた

……80〜90年代にかつて存在した国・日本はとこに行ってしまったんだ?
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