公式BBSで『3番関本』を支持する人がやたらと多いので、改めて自分で考えてみた。
<そもそも関本を使うのは正しいのか>
結論から云ってしまえば、岡田の寵愛のもとに使われ続けてるに過ぎない。愛する愛弟子は使い続ける・・・ノムさんがカツノリ使い続けてたのと全く同類の発想ですね。
実際現時点での関本の成績はというと以下の通り。
関本:.235 4本 19打点 0盗塁
流石にこの成績では贔屓といわれても仕方がない。打撃が期待できない上、走ることもできないのによくまぁ今まで使ってきたもんだ。
が、しかし!!
ここで一つの問に行き着く・・・じゃあ代わりに誰を使うのか?
<実は層が薄かった阪神内野陣>
今期阪神の内野を守った選手たちの成績を見てみる。
鳥谷:.275(127安打) 7本 36打点 6盗塁
シーツ:.245(94安打) 9本 39打点 0盗塁
関本:.235(64安打) 4本 19打点 0盗塁
今岡:.277(84安打) 2本 17打点 0盗塁
藤本:.241(27安打) 0本 11打点 0盗塁
藤原:.167(2安打) 0本 1打点 1盗塁
坂:.189(7安打) 1本 3打点 0盗塁
高橋光:.133(2安打) 0本 1打点 0盗塁
秀太:.000(0安打) 0本 0打点 0盗塁
前田:.000(0安打) 0本 0打点 0盗塁
林:.301 14本 56打点 1盗塁
葛城:.226 1本 5打点 0盗塁
は!? って感じですよね。
プロの一軍、しかも4人も必要な内野において、2割8分すら越えられない選手ばかり・・・。
しかも藤本より下の選手に至っては、そもそも試合数が少なすぎる。つまり実質使える選手は鳥谷~藤本の5選手しかいないってこった。
一番良い成績を残している鳥谷ですらこの数字。
この先阪神を背負って立つとまで騒がれ、連続フルイニングの記録までさせようとしてる選手がこの成績じゃあちょっと・・・。
すでに同期のヤクルト・青木とは完全に差をつけられてしまった(青木:.340 149安打 18本 48打点 13盗塁)。去年までは本塁打数で圧倒し、『パワーなら鳥谷』をかろうじて見せてきていたが、今年は完全に全てにおいて上回られてしまった。
まぁこのカッコつけマンじゃ無理だろな。なりふり構わずボールに喰らいつく必死さのようなものが無いからねぇ。青木や小笠原なんかを見習ってほしいなぁ。
また、打率だけ見れば実は今岡が一番良かったという事実。
もうなんつーか、今岡は落としてシーツ関本は落とさないその理由が意味不明。
こんな内野陣ばっかだと、好調の外野陣をコンバートさせたい気もよく分かる。
阪神外野陣と内野陣の違いは、外野陣は実力のある選手はいれど出場する機会(空いたポジション)が無かったのに対して、内野陣はそもそも使える人材がいなかったのに獲得・補強しなかった、というところになる。
低次元の内野陣の中でレベルの高いポジション争いが行われるはずも無く、結果内野陣の一層の実力低下が進んだのだろう。
こうなるとポップフライしか打ち上げない藤本や調整中の今岡を除けば、残る内野手は鳥谷、シーツ、関本の3人。外野手から一人一塁にコンバートしたとしてもギリギリ4人なのだ。
不調のシーツや関本をそれでも使い続けている(使わざるを得ない)理由はここにある。
<金本を中心に考えろ>
んじゃ、実際に打順を考えてみる。
公式ではしばしば『1番赤星』を望む声が大きい。これはよく分かる。最近は打撃も少しずつ復調し、いつの間にかチーム一の打率を誇る赤星は、これまたチームで唯一ともいえる足を使える選手だからだ。
しかし、俺は赤星を一番に据えるのは賛成しない。なぜならば、1番に赤星を置いてしまうと金本・桜井と離れすぎてしまうからだ。
例えば次の場合を考える。
1番:赤星、2番:関本、3番:シーツ、4番:金本、5番:桜井
この場合理想的な展開は赤星が出塁し、関本が送って、1死2塁でシーツとなる。そう、この場合だと最も重要なポジションが3番になってしまうのです!
でも、本来なら当然の事なんですよね。
3、4、5番がクリンナップ(clean up=塁上の走者を一掃する、の意)と呼ばれ勝負強い打者を並べるメカニズムは、1番が出塁し2番が送って3番が帰す、もし3番が凡退しても4番が帰す、3番が凡退し4番が敬遠されたら5番で帰す、という感じになってるわけです。
ある意味、1死のチャンスで回ってくる3番や4番が敬遠され走者が貯まった状態で回ってくる5番の方が重要なポジションを担ってるのです。
が、しかし、残念なことに、現在の阪神にはその3番を担える選手がいないのですよ。
3番候補としてしばしば挙がるのはシーツ、そして鳥谷です。
シーツ:得点圏打率.226 得点圏打点27 得点圏四球14 三振87 併殺打16
鳥谷:得点圏打率.256 得点圏打点26 得点圏四球17 三振84 併殺打6
このお二方、チャンスに弱すぎます!!
得点圏打率はただでさえ低い打率の更に下を行き、なんといっても三振・併殺が多い。
3番に求められるのは走者を帰す力、そして自ら出塁し走者を溜めて4番に回すことです。どうしてもこの二人にそれができるとは思えない・・・つーか、ぶっちゃけ最近この2人って打てる気しないもんね。
[最近6試合]
シーツ:25打数3安打.120 打点0 三振7 四球0
鳥谷:25打数6安打.240 打点1 三振6 四球1
あ~もう、どっかにいないかなぁ・・・チャンスに強くて凡退少なくて、それでいて四球稼いだりできる奴・・・いるじゃん! そう、金本ですよ!!
金本:得点圏打率.259 得点圏打点54 得点圏四球33 三振86 併殺打8
三振こそ多けれど、得点圏打点が素晴らしい。そして何より四球が多い。
これは金本に対する敬遠四球の多さによる。確かにここぞという時打ちそうなオーラを持ってるし、実際決定打とか打ってるもんね。
こりゃ文句なしに金本が3番に適任なんだが、悲しいかな、彼は何故か4番で使い続けないといけないというさだめが・・・嗚呼。
4番というポジションだとどうしても赤星と遠くなる。やはりいくらチャンスに強いとはいえ、2死で回ってきたのでは難しいこともある。
しかし4番にいる限りどうしても1死で回ってくるのは3番打者であり、上述のような打者を置いていたのでは凡退後2死で回って来ることも多くなる。
3番で使いたい金本が4番にしか置けない、ならばどうするか・・・赤星を2番に据えればいいのである。
赤星を2番に据えることで4番金本・5番桜井との距離がぐっと縮まる。
これで赤星を帰すチャンスはぐっと増えるというのが俺の考えだ。
しかし、となるとやっぱり問題になるのは3番である。誰を置くのか?
現在はシーツを3番に置いてるが、これはやはり頂けない。最近こんな場面を度々目撃する。
①1番鳥谷2番赤星で1死2塁から、シーツ凡退で2死となり金本。
②鳥谷凡退後赤星出塁で1死1塁、シーツ(初球を打って)併殺打で終了。
赤星の直後にシーツがいるのは極めてマズイ。
赤星は阪神で唯一といって良い足が使える選手である。当然赤星出塁は、小技や作戦を仕掛けるのに持って来いの場面なのだ。それをあの男は(w)何も考えず、早いカウントから手を出し、結果台無しにする。
赤星の後ろを打つバッターは2003年の金本のような赤星の持ち味をフルに活かしきれるバッターが必要となる。
その点ではシーツより鳥谷のほうが適任といえるが、彼でもまた十分ではない。というのも、後ろに金本桜井が控えるこの状況、ここでの3番には常に送りバントが指示できる選手が望ましい。つまり、結果的にこの役割が担えるのが関本になる、という事である。
話は変わるが、桜井については5番(というより金本の後ろ)が適任だと考える。
金本は確かにチャンスに強いのだが、それ以上に四球を選んでしまう(敬遠を含む)場合が多い。これは4番としては少々残念な事ともいえる。四球でチャンスを広げるんじゃなくて、自身でキメて欲しい訳だからね(やっぱ3番向きだよなぁ)。
なんで金本の後ろに強打者を置く事は絶対条件であり、そうしなければ金本を敬遠されたら打つ手無しの状態になってしまう。なんでやはり4番金本である以上、5番桜井も必須。
問題のシーツは7番か8番のいずれかだが、俺は7番を押す。
というのも凡退が多いシーツが8番にいたとすると、必然的に『シーツで終わり次の回は投手から』という悪循環に陥る。7番ならそこで終わっても次の回は8番の矢野・野口から。捕手陣の打撃は比較的好調なので、ヒットで出塁し投手が送って上位へという構図が描きやすい。
鳥谷は消去法で1番。但しこの1番は、投手が送って1死または2死2塁で得点を入れる事に重点を置いた仕様になっている。たまに1番で濱中を使うのはそういう意図なんだろう。
<kaiさんの考えたオーダーは?>
以上の考察から、以下のような打順を提案してみる。
①(遊)鳥谷
②(中)赤星
③(二)関本
④(左)金本
⑤(右)桜井
⑥(一)葛城
⑦(三)シーツ
⑧(捕)矢野・野口
⑨(投)
この打順で気になる事をあげるなら、やっぱ関本に決定力がない事。ただそれはシーツ置いとくのと大差ない気もする。
やはり金本を4番に置くことがものすごいネックになってんだよなぁ・・・つくづくウチは金本中心に回ってるチームだよ。
まぁこんなに考えてもうちの監督はやっぱり何も動かないんだろうなぁ。
※補足・赤星の変わりに濱中を使う場合
ヘルニアの赤星に適度な休養は必要だと思う。濱中の決定力は魅力的だし、正直それもアリですよね。
さて、その場合は・・・
<パターン1>
①(右)濱中
②(遊)鳥谷
③(二)関本
④(左)金本
⑤(中)桜井
⑥(一)葛城
⑦(三)シーツ
⑧(捕)矢野・野口
⑨(投)
決定力の1番を強化したタイプ。
鳥谷と関本は入れ替え可。交流戦なんかでは割と一番濱中は見慣れてるのでそれほど違和感も無い。
<パターン2>
①(遊)鳥谷
②(二)関本
③(右)濱中
④(左)金本
⑤(中)桜井
⑥(一)葛城
⑦(三)シーツ
⑧(捕)矢野・野口
⑨(投)
素直に3番の決定力を追及した形。
最も当たり前な打順なんだけど、実は3番濱中って試した事ないんよね。1回くらいやってみりゃいいのに・・・この打順普通に良さそうだけどなぁ。
<そもそも関本を使うのは正しいのか>
結論から云ってしまえば、岡田の寵愛のもとに使われ続けてるに過ぎない。愛する愛弟子は使い続ける・・・ノムさんがカツノリ使い続けてたのと全く同類の発想ですね。
実際現時点での関本の成績はというと以下の通り。
関本:.235 4本 19打点 0盗塁
流石にこの成績では贔屓といわれても仕方がない。打撃が期待できない上、走ることもできないのによくまぁ今まで使ってきたもんだ。
が、しかし!!
ここで一つの問に行き着く・・・じゃあ代わりに誰を使うのか?
<実は層が薄かった阪神内野陣>
今期阪神の内野を守った選手たちの成績を見てみる。
鳥谷:.275(127安打) 7本 36打点 6盗塁
シーツ:.245(94安打) 9本 39打点 0盗塁
関本:.235(64安打) 4本 19打点 0盗塁
今岡:.277(84安打) 2本 17打点 0盗塁
藤本:.241(27安打) 0本 11打点 0盗塁
藤原:.167(2安打) 0本 1打点 1盗塁
坂:.189(7安打) 1本 3打点 0盗塁
高橋光:.133(2安打) 0本 1打点 0盗塁
秀太:.000(0安打) 0本 0打点 0盗塁
前田:.000(0安打) 0本 0打点 0盗塁
林:.301 14本 56打点 1盗塁
葛城:.226 1本 5打点 0盗塁
は!? って感じですよね。
プロの一軍、しかも4人も必要な内野において、2割8分すら越えられない選手ばかり・・・。
しかも藤本より下の選手に至っては、そもそも試合数が少なすぎる。つまり実質使える選手は鳥谷~藤本の5選手しかいないってこった。
一番良い成績を残している鳥谷ですらこの数字。
この先阪神を背負って立つとまで騒がれ、連続フルイニングの記録までさせようとしてる選手がこの成績じゃあちょっと・・・。
すでに同期のヤクルト・青木とは完全に差をつけられてしまった(青木:.340 149安打 18本 48打点 13盗塁)。去年までは本塁打数で圧倒し、『パワーなら鳥谷』をかろうじて見せてきていたが、今年は完全に全てにおいて上回られてしまった。
まぁこのカッコつけマンじゃ無理だろな。なりふり構わずボールに喰らいつく必死さのようなものが無いからねぇ。青木や小笠原なんかを見習ってほしいなぁ。
また、打率だけ見れば実は今岡が一番良かったという事実。
もうなんつーか、今岡は落としてシーツ関本は落とさないその理由が意味不明。
こんな内野陣ばっかだと、好調の外野陣をコンバートさせたい気もよく分かる。
阪神外野陣と内野陣の違いは、外野陣は実力のある選手はいれど出場する機会(空いたポジション)が無かったのに対して、内野陣はそもそも使える人材がいなかったのに獲得・補強しなかった、というところになる。
低次元の内野陣の中でレベルの高いポジション争いが行われるはずも無く、結果内野陣の一層の実力低下が進んだのだろう。
こうなるとポップフライしか打ち上げない藤本や調整中の今岡を除けば、残る内野手は鳥谷、シーツ、関本の3人。外野手から一人一塁にコンバートしたとしてもギリギリ4人なのだ。
不調のシーツや関本をそれでも使い続けている(使わざるを得ない)理由はここにある。
<金本を中心に考えろ>
んじゃ、実際に打順を考えてみる。
公式ではしばしば『1番赤星』を望む声が大きい。これはよく分かる。最近は打撃も少しずつ復調し、いつの間にかチーム一の打率を誇る赤星は、これまたチームで唯一ともいえる足を使える選手だからだ。
しかし、俺は赤星を一番に据えるのは賛成しない。なぜならば、1番に赤星を置いてしまうと金本・桜井と離れすぎてしまうからだ。
例えば次の場合を考える。
1番:赤星、2番:関本、3番:シーツ、4番:金本、5番:桜井
この場合理想的な展開は赤星が出塁し、関本が送って、1死2塁でシーツとなる。そう、この場合だと最も重要なポジションが3番になってしまうのです!
でも、本来なら当然の事なんですよね。
3、4、5番がクリンナップ(clean up=塁上の走者を一掃する、の意)と呼ばれ勝負強い打者を並べるメカニズムは、1番が出塁し2番が送って3番が帰す、もし3番が凡退しても4番が帰す、3番が凡退し4番が敬遠されたら5番で帰す、という感じになってるわけです。
ある意味、1死のチャンスで回ってくる3番や4番が敬遠され走者が貯まった状態で回ってくる5番の方が重要なポジションを担ってるのです。
が、しかし、残念なことに、現在の阪神にはその3番を担える選手がいないのですよ。
3番候補としてしばしば挙がるのはシーツ、そして鳥谷です。
シーツ:得点圏打率.226 得点圏打点27 得点圏四球14 三振87 併殺打16
鳥谷:得点圏打率.256 得点圏打点26 得点圏四球17 三振84 併殺打6
このお二方、チャンスに弱すぎます!!
得点圏打率はただでさえ低い打率の更に下を行き、なんといっても三振・併殺が多い。
3番に求められるのは走者を帰す力、そして自ら出塁し走者を溜めて4番に回すことです。どうしてもこの二人にそれができるとは思えない・・・つーか、ぶっちゃけ最近この2人って打てる気しないもんね。
[最近6試合]
シーツ:25打数3安打.120 打点0 三振7 四球0
鳥谷:25打数6安打.240 打点1 三振6 四球1
あ~もう、どっかにいないかなぁ・・・チャンスに強くて凡退少なくて、それでいて四球稼いだりできる奴・・・いるじゃん! そう、金本ですよ!!
金本:得点圏打率.259 得点圏打点54 得点圏四球33 三振86 併殺打8
三振こそ多けれど、得点圏打点が素晴らしい。そして何より四球が多い。
これは金本に対する敬遠四球の多さによる。確かにここぞという時打ちそうなオーラを持ってるし、実際決定打とか打ってるもんね。
こりゃ文句なしに金本が3番に適任なんだが、悲しいかな、彼は何故か4番で使い続けないといけないというさだめが・・・嗚呼。
4番というポジションだとどうしても赤星と遠くなる。やはりいくらチャンスに強いとはいえ、2死で回ってきたのでは難しいこともある。
しかし4番にいる限りどうしても1死で回ってくるのは3番打者であり、上述のような打者を置いていたのでは凡退後2死で回って来ることも多くなる。
3番で使いたい金本が4番にしか置けない、ならばどうするか・・・赤星を2番に据えればいいのである。
赤星を2番に据えることで4番金本・5番桜井との距離がぐっと縮まる。
これで赤星を帰すチャンスはぐっと増えるというのが俺の考えだ。
しかし、となるとやっぱり問題になるのは3番である。誰を置くのか?
現在はシーツを3番に置いてるが、これはやはり頂けない。最近こんな場面を度々目撃する。
①1番鳥谷2番赤星で1死2塁から、シーツ凡退で2死となり金本。
②鳥谷凡退後赤星出塁で1死1塁、シーツ(初球を打って)併殺打で終了。
赤星の直後にシーツがいるのは極めてマズイ。
赤星は阪神で唯一といって良い足が使える選手である。当然赤星出塁は、小技や作戦を仕掛けるのに持って来いの場面なのだ。それをあの男は(w)何も考えず、早いカウントから手を出し、結果台無しにする。
赤星の後ろを打つバッターは2003年の金本のような赤星の持ち味をフルに活かしきれるバッターが必要となる。
その点ではシーツより鳥谷のほうが適任といえるが、彼でもまた十分ではない。というのも、後ろに金本桜井が控えるこの状況、ここでの3番には常に送りバントが指示できる選手が望ましい。つまり、結果的にこの役割が担えるのが関本になる、という事である。
話は変わるが、桜井については5番(というより金本の後ろ)が適任だと考える。
金本は確かにチャンスに強いのだが、それ以上に四球を選んでしまう(敬遠を含む)場合が多い。これは4番としては少々残念な事ともいえる。四球でチャンスを広げるんじゃなくて、自身でキメて欲しい訳だからね(やっぱ3番向きだよなぁ)。
なんで金本の後ろに強打者を置く事は絶対条件であり、そうしなければ金本を敬遠されたら打つ手無しの状態になってしまう。なんでやはり4番金本である以上、5番桜井も必須。
問題のシーツは7番か8番のいずれかだが、俺は7番を押す。
というのも凡退が多いシーツが8番にいたとすると、必然的に『シーツで終わり次の回は投手から』という悪循環に陥る。7番ならそこで終わっても次の回は8番の矢野・野口から。捕手陣の打撃は比較的好調なので、ヒットで出塁し投手が送って上位へという構図が描きやすい。
鳥谷は消去法で1番。但しこの1番は、投手が送って1死または2死2塁で得点を入れる事に重点を置いた仕様になっている。たまに1番で濱中を使うのはそういう意図なんだろう。
<kaiさんの考えたオーダーは?>
以上の考察から、以下のような打順を提案してみる。
①(遊)鳥谷
②(中)赤星
③(二)関本
④(左)金本
⑤(右)桜井
⑥(一)葛城
⑦(三)シーツ
⑧(捕)矢野・野口
⑨(投)
この打順で気になる事をあげるなら、やっぱ関本に決定力がない事。ただそれはシーツ置いとくのと大差ない気もする。
やはり金本を4番に置くことがものすごいネックになってんだよなぁ・・・つくづくウチは金本中心に回ってるチームだよ。
まぁこんなに考えてもうちの監督はやっぱり何も動かないんだろうなぁ。
※補足・赤星の変わりに濱中を使う場合
ヘルニアの赤星に適度な休養は必要だと思う。濱中の決定力は魅力的だし、正直それもアリですよね。
さて、その場合は・・・
<パターン1>
①(右)濱中
②(遊)鳥谷
③(二)関本
④(左)金本
⑤(中)桜井
⑥(一)葛城
⑦(三)シーツ
⑧(捕)矢野・野口
⑨(投)
決定力の1番を強化したタイプ。
鳥谷と関本は入れ替え可。交流戦なんかでは割と一番濱中は見慣れてるのでそれほど違和感も無い。
<パターン2>
①(遊)鳥谷
②(二)関本
③(右)濱中
④(左)金本
⑤(中)桜井
⑥(一)葛城
⑦(三)シーツ
⑧(捕)矢野・野口
⑨(投)
素直に3番の決定力を追及した形。
最も当たり前な打順なんだけど、実は3番濱中って試した事ないんよね。1回くらいやってみりゃいいのに・・・この打順普通に良さそうだけどなぁ。