2016年1月11日に実施した第9回凪のあすからファン交流会で発表した、新鹿海岸沖物件の報告記事です。
第8回交流会の際にそれらしき建物の存在に気がついて、年末に現地調査・交流会視察を兼ねて乗船して確認しました。
海上からのみ撮影可能な角度なので、交流会で漁船をチャーターするイベントを開催しました。
凪あすのBD・DVDに同梱されている冊子のスタッフインタビューを読んだ方は気がついているかもしれませんが、美術監督の東地和生さん、美術設定の塩澤良憲さんのコメントでロケハンに関する記載があります。
東地さんのコメントでは「太平洋に面した小さい漁村に取材に行って、一般人も乗れる船に乗せてもらえた」
塩澤さんのコメントでは「漁船にも乗り込み、ムービー撮影をした」
との記載があります。この際に撮影した風景を元に背景が描かれたのだと思われます。
ということで、比較画像です。
1話でまなかを海に残して3人で陸に上がるシーン。
鴛大師の漁港の後ろ側です。
新鹿駅の少し南西側の風景です。
光の頭のすぐ横に見える建物が、凪あす背景では珍しい純日本様式・瓦屋根っぽいので、以前から実在するのでは?と思っていました。
次にこちらのカット。赤丸で囲まれた一部分だけですが、実在する町並みがモデルになっているようです。
以前にもツイートした事がありますが、”凪のあすから 電撃20周年祭 上映PV”の造船所の後ろに楯ヶ崎っぽい物が描かれています。
こちらも海上から撮影しました。
(というか、通常の遊覧コースは楯ヶ崎がメインです・・・)
今回、船を出して下さったのは、熊野市遊木町にある有限会社ハマケン水産様です。
漁船を使った楯ヶ崎遊覧事業をされています。今回の交流会では、特別に波田須沖まで船を回したり、新鹿沖で撮影タイムを確保して頂きました。ご対応ありがとうございました。
通常の楯ヶ崎遊覧コースでも、遊木漁港を出て少し南に進んだあたりから今回の記事で発表したカットが撮影可能です。
コースのアレンジや料金に関してはハマケン水産様までお問い合わせください。
有限会社ハマケン水産
三重県熊野市遊木町101-2
TEL 0597-87-0238
以下おまけ画像です。
ハマケン水産様の浜丸
波田須沖、天女座で旗を振る紫帆さん・とんちゃん・倉原さん。
波田須駅沖です。