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「止於至善」 社外の軍師が語る経営の話 

バックオフィスのDX化支援を得意とする経営特化型税理士です。 
税理士・行政書士 長尾 博 (岐阜県)

財政難の時こそ人材教育

2018年11月14日 | 経営
ある会社の話

今期も赤字

賞与も出ない、社員は辞める

赤字の原因は売上不振

社員のマインドも低い。

起死回生の策として

営業マンにインセンティブ制度を導入するそうな

一時的な効果は期待できるかもしれない

でも、本当に社員のモチベーションが持続るかどうか不透明

私の持論は

財政が逼迫し、困窮時には

人材教育に特化すべきだと考えている

勿論、短期的な改善と長期的な改善の両方が必要だ。

のんびりして、社員を教育していたら会社が倒産すると

叱られるかもしれない

でも、あえて言わせて頂く。

社員への教育は、管理職への教育に繋がる

未知な知識を吸収し、新たな知見を得る。

営業のスキルだけでない、社会的な素養

経済・文化・芸術、どんな分野でも構わない

社員への教育こそが人財への投資

社内一丸、復活の起爆剤として活用できる

経営者にとって、結果が全て

そんな余裕など、無いと切り捨てるのではなく

社員を信じ、社員に任せる

教育を通じて、自分のステージも引き上げる

数字に拘り、目先の利益に縛られることなく

お金を使わずに

企業価値を上げるチャンスだと

前向きに捉えて欲しい。

果たして、この会社の経営者に

私のソウルは届くのか?