私の経験上問題のほとんど、おおむね９割はお金で解決できる問題です。
残りの１割がお金では解決できない問題です。
９割のお金を払って解決できる問題の多くは、他人との比較によって満足が得られるものです。
理想の家や高級な車、憧れの海外旅行、新しい最新のモノなど、他人に自慢することで満足を得られます。
このお金で解決できる、他人との比較で優越感を得る限り幸福感は長く続かないのです。
残り１割のお金で解決できない問題は、
愛情や考え方や習慣、精神的なものに起因し、そこから得られる幸福感は長く続くのです。
ある程度の収入を得ても見栄を張り続ける人は、どこかのタイミングで転がり落ちていくことが多いのです。
四季や朝と夜があるように人生もらせん状に進んでいきます。上り坂もあれば下り坂もあるのです。
しかしそれを忘れていると、まさか、に足元をすくわれるのです。
お金持ちになるには、入ってくるお金よりも使うお金を少なくすればいいだけです
この簡単なことができないのは、見栄があるからです。
人それぞれ心地よい環境があり、それをつくろうとします。
家や車や洋服、貴金属類や趣味など、心地よいと思う環境は様々です。
そして自己満足だけではなく、それを他人に認めてもらいたいという欲求もあるのです。
他人からの承認欲求が強いと、消費に多額のお金をつぎ込むだけではなく、消費が浪費へと繋がっていきます。
特に自分が所属していると思うグループの水準に合わせようとする力が働くのです。
自分の基準ではなく、グループの基準に合わせようとする人がいるのです。
あなたは見栄を張り続ける人生がいいですか。それとも堅実に生きるのがいいですか。
それとも、好きなことを楽しむ人生がいいですか。
あなたは自責で自由に生きることができます。
トマス・Ｊ・スタンリー＆ウィリアム・Ｄ・ダンコ著斎藤聖美訳『となりの億万長者』早川書房が参考になります。
見栄を張らず堅実に生きると誰でも億万長者になれることが書かれています。
特に結婚後に見栄を張ると貧しくなっていくのが早いです。
夫婦二人に加えて子供もいたらなおさらです。子供が一人でも合計3名分の見栄を張ることになるからです。
見栄は自分をよりよく見せたいという欲です。
他人からよく見られるのはいいと思いますが、着ているものや持ち物、
あるいは車だけ高級品でも、住んでいる家や資産状況と合致していないと、
背伸びしている、痛い人、見栄っ張りということが簡単に露呈します。
私は、お金はお金を生むものに使うのが一番好きです。
野村総合研究所の２０１７年の日本の富裕層の調査によると、
５３７２．３万世帯中８．４万世帯が純金融資産保有額５億円以上の超富裕層で、
１１８．３万世帯が１億円以上５億円未満の富裕層で、
３２２．２万世帯が５千万円以上１億円未満の順富裕層です。
この３クラスで約８．３％です。
また、知らない人からお金持ちと思われると、面倒なお誘いが増えるだけです。
海外でも有名なヨットに乗っている友達は、ＳＮＳで海外からの友達申請が多くて友達２千人を超えました。
そして友達になると、寄付してという話が頻繁に入ってくるそうです。
投資のグループに誘われたり、お金を求める声が世界中から集まってくるそうです。
女性は、女性同士の横のつながりから様々な情報を得ています。
自分が所属すると思っているグループの中に浪費癖のある人がいると、
その人に引っ張られてそのグループ全体が浪費しがちになる事もあります。
浪費をしてお金持ちになった人はいません。
身の丈に合ったお金の使い方が私は好きです。
月々の収入から少しでも貯金ができる状態がお勧めです。
その貯金を浪費ではなく投資に使うのです。
そして、借り入れをしてまで消費をするというのは消費ではなく浪費です。
消費生活の中で、周りに合わせる見栄を実行しようとしているかもしれないと、冷静に考えて下さい。
お金で解決できる問題は、お金を支払って手に入れても幸福感が長続きしません。浪費に聖域はありません。
子供関連の支出であっても、浪費は浪費です。
親が貧しくなって子供だけ豊かになるはずがありません。
子供のための浪費は、親そして子供も貧しくするのです。
子供には子供の人生があります。
何もかも親が与えればいいわけではありません。
塾の学費が足らなければ、行かせなければいいのです。勉強する方法はいくらでもあります。
図書館や家や学童で自習できますし、わからないことは学校の先生に質問することもできます。
子供には、前項の「４つの稼ぎ方ＥＳＢＩ」を教え、
お金持ちになりたいのであれば、Ｅから始めてＳやＢやＩを目指しなさいと言えばいいのです。
夫のみなさん、かみさまをうまく喜ばせてあげていますか。
まずは、よく話を聞いて共感するだけではなく、セックスで悦ばせてあげていますか。
夫が自分本位にしていても、妻が合わせてしてくれていることもあります。
ちゃんと妻を氣持ちよくさせてあげて下さい。
スキンシップもとるのです。かみさまを喜ばせるのです。
かみさまの4タイプ別では、
和魂（にきみたま）が強いかみさまは、もともと所有欲が強く、
プライドからママ友グループ内の誰かに負けたくなくて見栄を張ることがあります。
荒魂（あらみたま）が強いかみさまは、生存を脅かせることに怒りを感じやすく、
所属グループ内で他人と比較して自分には何か足らないという恐怖心から見栄を張ろうとします。
奇魂（くしみたま）が強いかみさまは、好奇心が強くプライドも高いツンデレタイプで見栄を張ることがあります。
幸魂（さきみたま）が強いかみさまは、ママ友グーループの繋がり維持するために見栄を張ろうとします。
妻が浪費に走る場合は、何か欲求が満たされていないことが多いのです。
特に女性は、話をして共感してもらうことで癒されます。
最近、妻の話を聞いて共感したり労ってあげていますか。
もし、あまりしていないのであれば、ちゃんと話を聞いて共感したり労ってあげて下さい。
妻の話に意見は不要です。話を聞いて「そうなんだね」「大変だったね」「頑張ったね」と言ってあげるのです。
「君もこうすればよかったのに」なんて話はダメです。
女性は問題解決を求めていません。
共感や労いを求めているのです。妻にとっての問題は、夫が話を聞いて共感したり労ってくれないことです。
日頃から、キチンと話を聞いて共感してあげることが妻の浪費を防ぐポイントです。
その妻の話の中で浪費となる出費の話が出た時は、その思いには共感してあげて下さい。
「そう思ったんだね」「〇〇が欲しいと思ったんだね」とその思いは認めてあげます。
しかし、そこまでです。
買う話はしません。
更に「買おうよ」とか「いつ買うの」と聞かれたら、
キッチリと「今は予算がないから無理だね」とか浪費ではないけど今お金がない場合は、「〇〇を買う積立預金を別枠でしようか。
毎月渡すお金からいくら引いて積み立てようか」と聞くのです。
妻に「リボ払いで買えるよ」と言われても
「リボは金利が高いから支払いがなかなか終わらないのでダメ」と断るのです。
リボ払いとは借金して買うという意味なのです。
夫が頑張っていくら稼いだとしても、浪費をしては貧乏になります。
浪費は貧乏への片道切符です。
男は欠点を含めて愛しますが、女性は欠点を無いことにして愛するのです。
浪費の欠点も無いことにしやすいのです。
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共生とは、異種の生物が、
相手の足らない点を補いながら、
相互関係を築き同所的に
生活する現象のことをいいます。
免疫力の源ともいえる腸内細菌は、
いわゆる悪玉菌と善玉菌が
バランスよく共生した状態にあることで、
生き生きとその力を発揮します。
他人も、男と女も異なった生き物です。
お互いに自分を整え、自由で自立し、
相手を認め、協力し合うことで、
共生することができます。
そして、共生することで、
楽しくワクワクした、
感動と感謝が溢れる人生となるのです。
共生とは、和して同せずなのです。
和とは相手を認めることから始まるのです。
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