香川ジュニアフェンシングクラブ

練習日程や大会情報、小・中学生フェンサーに役立つ情報等をお知らせします。

プール戦からエリミ表を作成するテンプレート

2014年01月04日 | ルール
プール戦の成績を打ち込むと、ボタン一つでエリミナシオン・ディレクトの表を自動で作成するエクセルのテンプレート(マクロ含む)を作ってみました。クラブ内での練習等で使ってもらえればと思います。古いノートパソコンでも動くように、Excel2003以降に対応しています。8人用、16人用、32人用があります。

ダウンロードは、こちらからです。また、香川ジュニアフェンシングクラブのブログのトップページ(PC版)からもリンクがあります。
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「フレーズ」という考え方

2013年11月30日 | ルール
フェンシングの試合を観ていてよく分からないのが、色ランプが両方ついているにも関わらず、どちらかに点が入ることが多いことです。これには、「フレーズ」が関係しています。
電気審判器は、有効面を突いたか、無効面を突いたかだけを判断します。審判は、どちらが攻撃を始めたか、剣の接触等で、いつ攻撃権が移ったか、そして、最後の突きの時点で、どちらに攻撃権があったかを判断しています。
その一連の流れのことを「フレーズ」と言います。「フレーズ」が分かると、自分自身で勝ったのか、負けたのか、ある程度判断することができます。意外なことにランプの付く順番が、後になってしまっても、「フレーズ」で勝っていれば、審判が得点を与えてくれます。
応援する人も、「フレーズ」が分かるようになれば、より楽しむことができるでしょう!
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イエローカードについて

2013年08月18日 | ルール
イエローカードは、2枚でレッドカードとなり、相手に1点が入ります。1点を争う試合で、この1点は非常に重いものになります。

どういう時に、イエローカードになるのでしょうか。(フルーレ)

試合前なら、服装が整っていない(ファスナーが上がってない、グローブを忘れた等)、剣の整備不良(剣の検査では、ポイントの押し返す力が500gないとき、剣の湾曲が1cm以上のとき、ポイントの接触不良等)、ワイヤーの接触不良で白いランプがつき続けるようなとき、などです。つまり、試合がすぐに始められない時に、イエローカードが示されます。

また、試合中では、オンガードラインを踏み越えて構えた、勝手にマスクを脱いだ、自分の有効面を手で隠した、頭を下げて後頭部を見せた、相手に背中を向けた、体を相手にぶつけた、などがあります。つまり、ルール違反や危険な行為とみなされた時にイエローカードが示されます。

イエローカードは消えないので、3枚もらうと2点目が入ってしまいます。

もったいないことにならないように気をつけましょう!
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エリミナシオン・ディレクト

2013年08月14日 | ルール
試合の行われ方で、「エリミナシオン・ディレクト」というのがあります。
簡単に言えば、トーナメント戦です。敗者復活がありません。

大会によってルールが違いますので、それぞれの要項で確かめることが大切です。
ここでは、一般的な「エリミナシオン・ディレクト」について説明します。

予選プールを終えると、全選手に順位がつきます。
その順位がもとになって、トーナメントの組み合わせが決まります。上位の選手は下位の選手に当たるように配置されます。

大会の大きさに応じて、全員がトーナメントに参加できる場合と、予選落ちを設定している場合があります。
小中学生の場合、予選プールは5本勝負(実動3分)ですが、トーナメントになると、7本勝負や10本勝負(実動3分×2)になることが多いです。
大人の場合は、15本勝負(実動3分×3)の場合もあります。
一般的に、上位は、「決勝トーナメント」と言われ、試合の前に選手紹介があります。
3位決定戦が無い場合は、3位は2人になります。

予選でトップだったからと言って、トーナメントで優勝するかどうかは分かりません。
けれども、組み合わせを考えると、予選プールの時点で上位に入っておくほうが、戦いやすいでしょう。
ただ、7本勝負や10本勝負になると、戦術も変わってきます。
攻撃や守備のバリエーションが多くあるベテランの選手の方が有利と言えるかもしれません。
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プール戦の順位の付け方

2013年08月12日 | ルール

大会は、予選プール、エリミナシオン・ディレクト(トーナメント)の順番に行われます。

ここでは予選プールの順位の付け方について説明します。予選プールは、上の図にあるように総当たり戦です。1プールは、3~6人になることが多いようです。すべての試合、できるだけ突かれないように、5点をとることを目指します。順位は、1勝率、2指数、3突き数率、4抽選の順で、全員の順位がつきます。

つまり、AさんとDさんは、勝率が1で同じですが、指数は、Aさんの方が上なので、Aさんが1位、Dさんが2位となります。

続いてFさんが3位、Cさんが4位、Eさんが5位となります。

BさんとGさんは、勝率0ですが、指数をみると、Gさんの方が上なので、Gさんが6位、Bさんが、7位となります。

この順位が元になって、エリミナシオン・ディレクト(トーナメント)の組み合わせが決まります。
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