試合の行われ方で、「エリミナシオン・ディレクト」というのがあります。
簡単に言えば、トーナメント戦です。敗者復活がありません。
大会によってルールが違いますので、それぞれの要項で確かめることが大切です。
ここでは、一般的な「エリミナシオン・ディレクト」について説明します。
予選プールを終えると、全選手に順位がつきます。
その順位がもとになって、トーナメントの組み合わせが決まります。上位の選手は下位の選手に当たるように配置されます。
大会の大きさに応じて、全員がトーナメントに参加できる場合と、予選落ちを設定している場合があります。
小中学生の場合、予選プールは5本勝負(実動3分)ですが、トーナメントになると、7本勝負や10本勝負(実動3分×2)になることが多いです。
大人の場合は、15本勝負(実動3分×3)の場合もあります。
一般的に、上位は、「決勝トーナメント」と言われ、試合の前に選手紹介があります。
3位決定戦が無い場合は、3位は2人になります。
予選でトップだったからと言って、トーナメントで優勝するかどうかは分かりません。
けれども、組み合わせを考えると、予選プールの時点で上位に入っておくほうが、戦いやすいでしょう。
ただ、7本勝負や10本勝負になると、戦術も変わってきます。
攻撃や守備のバリエーションが多くあるベテランの選手の方が有利と言えるかもしれません。